すると殴ろうとしていた男達は素直に従い、去って行く。
声の主はエミル・ロットマイヤー。
エミルはレイに話しかけるが、レイはあまり相手にせず。
エミルはレイに頼みがあるなら聞いてやると。
レイは懲罰室に行きたいと。
エミルは耳を疑い聞き直したが、レイは本気だった。
エミルは次の瞬間レイに一発殴りを入れる。
レイはお返しにエミルに殴りかかり、周りに集まり出す囚人達。
殴り合いの末、監視員がやってきて二人を取り押さえる。
レイとエミルは懲罰室へ。
別々の個室に入れられた二人。
個室には高温の熱を発するライトがあり、二人はこの熱で苦しみ出す。
これが懲罰室の罰。
脱水症状になったレイはドクターに観て貰うことに。
監獄にドクターが居ることに疑問を持ったが、レイはこの施設のことを聞こうとする。
が、監視員に見つかり、ドクターは退室。
さらにエミルの体を張った協力で金属片を手に入れる。
そして懲罰室で見つけた床のパネル。
そのパネルを固定している銅ネジに金属片で熱を集中、錆びさせてネジを外すと。
そのためにまた懲罰室に戻る必要があると。
それを聞いたエミルは近くに居た囚人に喧嘩を売る。
レイも参戦し、大乱闘に。
そして懲罰室に入れられたレイは、早速実行に移る。
すると思った通り熱でネジは外れ、あるタイミングでエミルが狂ったように大声を発する。
監視カメラで監視していたホブス所長などはエミルを注視し、その隙にレイは自分の部屋の監視カメラに故障と思わせるように目隠しを。
床のパネルから抜け出たレイは手当たり次第に扉を開け、はしごを登っていく。
そして天窓を開け、顔を出すと・・・
エミルは元々レイが自分の協力者になり得る人物だと知っていたから、体を張っていたんじゃないですか?
あとレイは元検察です。