セルフレス 覚醒した記憶 とは

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セルフレス 覚醒した記憶
(原題:Self/Less)
日本公開日:2016年9月1日

大富豪のダミアンは68歳にして余命を宣告される。そんな中、大金を使って遺伝子操作で記憶を別の身体に移植できる手術を受け、若く新しい身体を手に入れるが、それから度々、自分の知らない見たことの無い幻覚を見ることになる。そしてダミアンはその幻覚の正体を追うことに。

オススメポイント

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よくある記憶移植の王道ストーリーです。

ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、ビクター・ガーバーなど有名俳優を起用。 監督はターセム・シン。

予告編

これより下記にはネタバレが含まれます

※これ以降は筆者の感想と共に作品の内容に深く関係する記述が多く含まれます。またこれは筆者の私見であり、矛盾や間違い等がある場合があります。それら全て含め、予めご了承頂いた上でご覧下さい。

あらすじ(ネタバレ)

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大富豪で建築家である68歳のダミアンは「ニューヨークを創った男」と称えられる程に世界的に影響力を持っていた。

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ダミアンはこの日も親友でビジネスパートナーであるマーティンと共に一つの契約を終わらせた所。

そこでダミアンはマーティンに自分の余命が残り僅かであることを打ち明ける。
しかしマーティンが昔に子供を失った事に比べたらと、ダミアンはもう覚悟が決まったように、残り僅かの命を受け入れていた。

ダミアンは唯一の家族であるクレアには、まだこの事は話していないと言う。

そしてマーティンと別れる際に、”フェニックス”というのを聞いたことあるか?と聞くが、マーティンは知らない様子。

そしてマーティンと別れた後に、一人娘のクレアが経営するオフィスにやってくるダミアン。

クレアは突然オフィスにやってきた父親に対して冷たく接する。
クレアとはいつからかあまり会うことがなくなり、たまに合う時には小切手を渡してくる父親に、金で他人を操る最低な人間と思い、愛想を尽かしている様子のクレア。

ダミアンは大事な話があると、クレアを連れ出そうとするが、仕事中だとダミアンを追い出してしまう。

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そしてそれよりも前の話。
以前にダミアンは知り合いからフェニックスという怪しい医療機関を紹介して貰っており、別の人体に自分の意識を移すプログラムを受ける準備をしていた。

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ダミアンは自分の職場に戻り、パソコンでフェニックスについて調べることに。

するとフェニックスよりも先に”フランシス・ジェンセン”と言う名のドクターが見つかり、そこでフランシス・ジェンセンが自らの思想について語る動画を発見する。

と、その動画を見ていると、突然咳が止まらなくなり、ついには吐血し、倒れてしまうダミアン。
それを見つけた部下が急いで救急車を呼び、何とか一命を取り留める。

そしてダミアンは病室で一人、考え込んだ結果、フェニックスに電話をする。

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通話先から「やれば元に戻ることはできなくなります」と言われるも、既に覚悟が決まっているダミアン。

そしてフェニックスから、プログラムを実行された後は、ダミアンの死が公表され、その後は今の知り合いとは連絡を取ってはいけない。
そして最後に、あるレストランのコーヒーを飲めば全てのプログラムが開始されると教えられる。

そして退院したダミアンはそのままプライベードジェット機で銀の箱を持ってある墓場に。
サッと用を済ませるダミアンだが、既に歩くのもやっとの状態。

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そして次にマーティンに最後の昼食に付き合ってくれと電話を。

あるレストランでマーティンと昼食後、ダミアンの目の前に食後のコーヒーが出される。
ダミアンはしばらくコーヒーを見つめた後、意を決したようにコーヒーを一気に飲み干すと、突然苦しみ出して倒れてしまう。

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すぐに救急車に乗せられたダミアン。
救急隊はそのことを知っているかのように、そのままフェニックスへダミアンを搬送。

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フェニックスではダミアンを待っていたかのように迎えるオルブライトの姿が。

そして最終確認として、装置内では金属があると正しく動作しない。
と、ダミアンは金属は持ってないと答え、そのまま装置に入れられる。

隣を見ると、恐らく自分が入るであろう身体が既に横たわっていた。

そして装置が起動され、ついにダミアンは新しい身体を手に入れる。

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しかしそれからダミアンは、眠っていた身体の回復と身体を慣らす為にトレーニングを受けることに。
さらに副作用を押さえるための薬を定期的に飲むことに。

そしてダミアンの死亡はしっかりと公表され、新聞に載るまでに。
ダミアンは自分の死を報じた新聞を見ながら、記事内に載っていた娘のクレアの写真を見て言葉にならない表情を浮かべる。

さらにダミアンは新たな身体と共に、新たな自分を得るために、新しい名前と、新しい経歴、さらには自分がそれまでどうやって生きてきたかをみっちりと頭にたたき込まれる。
名前はエドワード。
1980年生まれで、家族は全員他界しており、結婚も子供もない。

そしてエドワードとして生まれ変わったダミアンは長いトレーニングも終えて、退院の日。
副作用に対する薬を処方して貰い、無くなりそうなタイミングでまた処方されるとオルブライトから説明を受けるダミアン。

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そしてフェニックスから、家や車などが支給され、ダミアンはそこで新たな生活を。

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手に入れた若い身体に、エンジョイした生活を送るダミアン。
近所に住む新しい仲間のアントンとも出会い、アントンには色々と遊びに連れ出して貰い、久々の夜の生活も。

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そんなある日、ついダミアンは副作用の薬を飲み忘れてしまう。

すると突然フラフラになって、幻覚に襲われてしまう。
幻覚の中にいくつかハッキリとした映像も見えたが、意識が朦朧とする中、なんとか薬を手にとって飲むことで落ち着くことが出来た。

そのことについてフェニックスのオルブライトに直接聞くことにしたダミアン。
するとオルブライトから、詳しいことを話さなかったのはこちらのミスだったと陳謝され、薬を倍の量飲むことで解決すると言われる。

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さらにダミアンはそこで自分の私生活が事細かくフェニックスに筒抜けであることに気持ち悪さを覚える。

それからずっとダミアンは幻覚の中で見た映像を忘れられずに居た。
そしてその中の、カボチャの形をした給水塔が印象に残っており、それをパソコンで検索すると、唯一、見た幻覚と当てはまる写真が見つかる。

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そしてダミアンは、プログラムを受ける前に寄った墓地へ行き、自ら埋めた銀の箱から金などを取り出す。

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そして飛行機に乗り、車を運転して、ついにカボチャの形をした給水塔を見つける。

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周囲を見渡すと一件の家が。

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ドアを叩くが、誰も出てこない。
ダミアンは裏側に回ると、空いている扉。
挨拶をしながら入っていくと、壁に掛けられた写真が目に入る。

と、そこに入れ替わった身体の自分が写っていることに驚愕するダミアン

軍隊で働く入れ替わった自分の写真。
さらに他の写真には入れ替わった自分と一緒に写る女性と女の子。

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と、ダミアンがその写真に気を取られていると、背後に銃を構えた女性が。
女性は「保険金が目的なら無駄よ」と言うが、ダミアンはそうじゃないと、なにもしない。振り向くだけだから撃つなと良い、ゆっくりと振り向く。

と、女性は写真に乗っていた女性で、ダミアンの顔を見て驚き崩れ落ちる。

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すると同時にその家に来客が。
ダミアンは女性に、約束が?と聞くが知らないという。

ダミアンは女性が持っていた銃を受け取り、恐る恐る玄関に立ち、ドアを開け、拳銃を構えると知らない男Aと男Bが。
と、隙を見てダミアンは取り押さえられてしまう。

女は裏から入ってきた男Bに気絶させられ、ベッドに寝かされる。

そしてダミアンの目の前には、近所に住んでいたアントンの姿が。

とりあえず落ち着いて話をすることに。
アントンはフェニックスと繋がっており、ダミアンの私生活が筒抜けだったのもアントンの密告であったことが分かる。

そしてアントンから、この家に住む女性はマデリーンと言い、アンナという子供もいる。
夫であるダミアンの身体の元の持ち主の名はマーク。

そこでダミアンはオルブライトから、この身体は研究所で細胞から作り上げたと聞いていると言うが、実際は、マークの選択だった。

マークは一人娘のアンナに命の危機が迫り、医療費を補うために自分の身体を売ったという。

ダミアンは人の身体を奪うなんて!と取り乱すが、アントンは何も言わず外の車に乗ってここを去ることをオススメすると言う。

マデリーンはどうする?と聞くと、事故に見せかけて消すというアントン。

真顔で一点を見つめるダミアン。と腕時計のタイマーが鳴る。

「薬を飲む時間だ」と席を立って洗面台に向かうダミアン。
一人の男Aも同行して洗面台に向かう。

と、薬を飲み終えたダミアンに、さぁ出るぞと男Aがダミアンの肩に手を置くと、突然ダミアンが男Aの手を取り、一瞬で男Aの腕をへし折り、便器に頭を打ち付け殺害。

咄嗟の出来事と、自分の動きにダミアン自身も驚く。
と、男Aが落とした拳銃を取り、ドアの外から異音で駆けつけたアントンと男B。

扉に向けて銃を構える男Bの動きをドア越しに感じたのか、ダミアンがドアに向けて発砲。
銃弾は男Bの腕をかすめる。

男Bは怒り、ダミアンを殺そうとするが、アントンが、ドクターが殺すなと言っているとそれを止め、アントン自らダミアンを説得することに。

アントンは銃を捨てて、両手を挙げてダミアンの前へ。
と、アントンが説得する中、ダミアンの隙を突いて銃を奪おうとするが失敗。

乱闘になり、アントンは窓から外へ投げ出され、その間にダミアンは、ベッドで気絶させられていたマデリーンを起こし、家の外から襲撃してくるアントン達の裏を着いて敵を壊滅。

乗ってきた車で逃げようとするときに、マデリーンが「あなたは死んでたはずなのに!」と突然発狂。
するも、ダミアンがアンナの医療費を稼ぐために取引をしたと、なんとか説得。

早くここを離れようと言うダミアンに、マデリーンはアンナが学校に居ると、一旦学校へ。

マデリーンが校舎へアンナを連れてくる間に、車に残されたマデリーンの携帯を手に取り、一つの動画を見るダミアン。
動画はアンナの誕生日の動画で、ダミアンの知らない家族がアンナの誕生日を祝うものだった。

と、サイドミラーでマデリーンとアンナの姿を見たダミアンは、車を降りて二人の元へ行き、パパ!と駆け寄るアンナを抱きしめるダミアン。

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そんな二人を見て微笑むマデリーン。

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その後、その日泊まることになったホテルで、パソコンを使って再びフェニックスを調べるダミアン。
再び”フランシス・ジェンセン”についての動画を見ていると、教授として講義を行うフランシス・ジェンセンの動画の途中にオルブライトの姿を見つける。

さらにフランシス・ジェンセンの死後、一人で暮らしている妻が居ることも知り、そこへ行くことにしたダミアン。

マデリーンとアンナを車に残し、一人施設の中へ。
フランシス・ジェンセンの教え子と偽ってアポイントメントを取り、ジェンセン夫人と会うことに成功。

夫人は少しボケが始まっていたが、そこでオルブライトという意外な名を聞く。
オルブライトは毎週、私の大好物を持って来てくれるという。

そこで夫人にオルブライトを呼んで貰うことに。

しばらくしてから、まんまとやってきたオルブライト。
ダミアンには気付かず部屋に入ってきたところで、拳銃を向けて出迎えるダミアン。

ベッドに倒れる夫人を見て、彼女を傷つけたのか?と聞くオルブライトに、お前の妻は無事だよと答えるダミアン。

オルブライトの中身はフランシス・ジェンセンだった。

そこで薬は、ダミアンの意識を維持させ、マークの記憶を押さえつけるものだとオルブライトから確証を得る。
つまり、薬を飲まなければダミアンの人格は消えてしまう。

そしてダミアンは薬を得るためにオルブライトを連れて研究所に行こうとするが、オルブライトの手下との銃撃戦の攻防によってオルブライトを逃してしまう。

その銃撃戦の現場に巻き込まれたマデリーンに、真実を追究され、そこで自分がマークではない別人だと告白。

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マデリーンは怒り狂い、娘に説明がつかない!と発狂。
その二人の争いを見てアンナが「ママ大丈夫?」と駆け寄るが、マデリーンが「パパがママの誕生日を忘れちゃったみたい」とアンナを遠ざけ、さらにいざこざ。

君と娘を助けたい。どこか遠くへ。奴らが追ってこられない場所まで連れて行くことを約束すると言うダミアンの迫真の説得に、納得して素直に車に戻るマデリーン。

そしてダミアンが向かった先はマーティンの家。

ダミアンの知り合いだと偽ってマーティンの前まで来たマークの姿をしたダミアンは、二人しか知り得ない情報をいくつも出して、最初は疑っていたマーティンに自分がダミアンであることを納得させ、飛行機を手配して貰えることに。

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そして飛行機が手配されるまでの間、しばらくマーティンの家で休息を取ることに。

ダミアンがマーティン家のプールで足を付けて座っているアンナの隣へ行くと、アンナがもう忘れないでねとマデリーンの誕生日を教えてくれる。

病気をしていたから泳ぎ方を教えて貰えなかったと言うアンナにダミアンが泳ぎを教えてあげることに。
そんな二人を家から見つめるマデリーン。

その後、マデリーンはダミアンに、良い人なのね、と良い感じに。

と、そこでアンナが居ないことに気付くダミアンとマデリーン。

マーティンの家中を探すと、家の一番奥の部屋で男の子と遊ぶアンナを発見。

何をしていたの?と聞くと、トニーと遊んでいたの?と言うアンナ。

それを聞いたダミアンは、すぐにここを出ようと言う。

マデリーンが急に急ごうとするダミアンにどうしたの?と聞くと、「マーティンの息子トニーは既に亡くなっている」と。

家を出ようとした所でマーティンとバッタリ。
そこでマーティンがフェニックスと繋がっていることが分かり、ダミアンが来る前に、既に連絡があって、もうすぐ奴らが来ることもマーティンから知らされる。

そこでダミアンが、あの身体は他人の息子のものだと言うことを教えると、マーティンは研究所で作られていたと信じており、その事実に驚愕、落胆。

そしてダミアン達が逃げる為に車を貸すマーティン。

ダミアンが囮となって車で撹乱させている間に、マデリーン、アンナはマーティンと共に、数ブロック先のファストフード店で落ち合うことに。

そして車でマーティン家を出ると、案の定、ダミアンを待ち伏せていた車数台が追いかけてきて、カーチェイス。

ダミアンの運転技術で敵を殲滅。

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フラフラでファストフード店に行き着くが、そこにはマーティンのみ。
途中で奴らに連れさらわれてしまったと言う。

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完全に敵との繋がりを失ったダミアン。

するとダミアンは、自分の記憶を使うと言い、あえて薬を飲まずに、マークの記憶を頼りに、幻覚の中からある倉庫を見つけ、そこへ行くことに。

無機質な倉庫の中には、ビニールハウスのような研究施設が作られており、そこに潜入したダミアンは、監視を倒して最深部へ。

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その部屋でフェニックスから逃げる為にダミアンが倒したオルブライトの部下、男Cが空の身体としてプログラムに使われようとベッドに寝かされているのを見つけると、マジックミラー越しにオルブライトの声が。

そこでオルブライトは再び自分の思想を力説するが、ダミアンはクソ食らえとマジックミラーに向けて発砲。
が、防弾ガラスで歯が立たず、防弾ガラスに弾かれた弾は、横たわる男Cに被弾。

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寝ているだけの男Cに被弾したのを見たオルブライトが男Cを助ける!と部屋に入ってきた所で、オルブライトの部下がダミアンの隙を突いてダミアンを押さえ、人体を入れ替える装置に無理矢理拘束。

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被弾して死にかけている男Cも装置に入れ、死にかけの男Cの身体にダミアンを入れ込む寸法。

そして装置が起動し、マークの身体が目覚めた時にはオルブライトに忠誠を誓う部下に。

マークはそのまま、自分をここまでした奴の守ってきたものを壊してやると、捕らえていたマデリーンとアンナを閉じ込めていた部屋を他の仲間から聞き、そこへ行く。

その部屋に入ると、マークは逆に仲間達に向けて発砲。

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装置で入れ替わっていたと思っていたが、マークの中はまだダミアンのままだった。

実はマークが拘束される際に、落ちていた拳銃の薬莢を口の中に忍ばせていた。
ダミアンはプログラムを受けたときに、金属が装置内にあると正しく動作しないということを覚えていたのを上手く使っていた。

その頃、入れ替えに使った部屋で、装置内に活況が落ちているのを見つけたオルブライト。
すると、さっきとは逆に、マジックミラーの向こう側からオルブライトに話しかけるダミアン。

私を殺したら薬は手に入らないというオルブライト。

と、マジックミラーに向けて火炎放射器でマジックミラーを焼き開け、オルブライトを焼き殺すダミアン。

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そして倉庫から逃げ出し、マデリーンとアンナに「この先にボートが留めてあるからそれに乗って逃げろ」と、そこで別れることに。
マデリーンは受け入れたが、アンナはパパと別れたくない!とママ、パパに誕生日を聞いてみて?覚えてるから!と言うが、そこで別れる。

その後、ダミアンは一人娘のクレアの元をマークの姿で訪れ、それまですれ違っていた娘との隙間を、ダミアンからの手紙という形で埋めるダミアン。

そしてダミアンが最後に選んだ自らの結末とは。

この作品を観るには

感想とか

偉大な知識を守るための記憶移植

偉大な人物、エジソン、アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ等、身体が滅んでしまうのと一緒に、その貴重な知識までも失うのは人類の大きな損失だと考える一人の学者の思想が作り上げた、記憶の移植という答え。

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物語が進むにつれて入れ替わった身体の記憶が蘇ってきて、その身体の持ち主のルーツにたどり着き、待ち受ける壁に立ち向かっていく、いわゆる記憶移植映画の王道ストーリーです。

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The王道

王道ストーリーであることから、結末は予想できるもので、もうちょっと捻りが欲しかったのが素直な感想。

シナリオも少し雑な所が見え、妻であるマデリーンが発狂して反発しているのに、早く行かないと!と言われたら黙って素直に同行するのは不自然だった。それも何度も。

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この後すぐ何も言わず着いてきます

他にもパスポートも無いのに飛行機に乗れちゃう所は説明不足。
医療研究所に火炎放射器があった部分はちょっと飛び抜けてた。

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感動シーンもおざなりになっていて、結末の持って行き方も残り時間に無理矢理詰め込んだ様で、もう少し丁寧に描いてくれれば泣けたかも知れないと、惜しい箇所が沢山ありました。

ともあれ、ライアン・レイノルズ強い!かっこいい!って映画なのは間違いないです。

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この作品を観るには