映画『リベンジ・マッチ』感想(ネタバレ&あらすじ有り)

リベンジ・マッチとは

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リベンジ・マッチ
(原題:Grudge Match)
日本公開日:2014年4月4日

80年代のボクシング界を賑わせた二人のボクサー、レーザーとキッド。
そのタイトルマッチの前夜、突如レーザーが引退を発表。
ボクシングの舞台から姿を消し、お互いに遺恨を抱きながらも、それから30年の時が経ち、心身共々老体と化した二人が再びボクシングの舞台に突如舞い戻ることに。
何かの冗談だと静観する周りの目も気にせず、トレーニングを始める二人だが、30年の時を埋めるように知られざる物語も同時に動き出す。

Just My Take

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完全な大人向け作品です。大人なジョークが飛び交います。

ボクシング映画ファンなら「ロッキー」と「ラモッタ」が同じリングに立つ!という興奮も抑えきれないはず。映画「ロッキー」シリーズで熱いボクシングを繰り広げた シルヴェスター・スタローン(67歳) と 映画「レイジング・ブル」で孤独と戦うボクサーを演じた ロバート・デ・ニーロ(70歳) が夢の共演を果たしました。

久々にゆっくり映画を見る機会が出来たので、見て来ました。
スタローンとデ・ニーロの二人が一戦を交えるという、ボクシング映画ファンなら鼻血物の作品で、感動のストーリーに加え、コミカルで笑える部分も多くあり、それなりに楽しめました。

この作品を観るには

スペシャルインタビュー

これより下記にはネタバレが含まれます

※これ以降は筆者の感想と共に作品の内容に深く関係する記述が多く含まれます。またこれは筆者の私見であり、矛盾や間違い等がある場合があります。それら全て含め、予めご了承頂いた上でご覧下さい。

あらすじ(ネタバレ)

時は80年代。
この時代を沸かせた二人のボクサーが居た。
ヘンリー・レーザー・シャープ(リングネーム:レーザー) と ビリー・ザ・キッド・マクドネン(リングネーム:キッド)。
生涯でシャープ(レーザー)はマクドネン(キッド)に負けた一敗のみ。マクドネンもシャープに負けた一敗のみで、他は無敗というお互い一勝一敗の状況。

そして二人がタイトルを賭けた試合を行う前日。
突如シャープが引退を表明。

決着は着かず、二人の戦いは幕を閉じた。

それから30年。
歳を取ったシャープはファイトマネーで勝ち取った賞金も底を突き、造船所で働きながら切り詰めた生活を送り、
マクドネンはレストランやバーを開業し、そこに集まる仲間達と楽しい日々を過ごしていた。

シャープは現役時代にトレーナーを勤めてくれていた ライトニング の面倒も見ており、足腰が弱り、介助が必要なライトニングは、施設に入っていたが、介助は必要無いと抵抗し、施設を追い出されてしまうハメに。

そんなライトニングは今でもシャープがボクシングを辞めたことに怒り、疑問を持っていた。

そんなシャープの元にある人物がやってくる。
現役時代のレーザーとキッドの試合を何度もメイクしたダンテ・スレイトの息子、ダンテ・スレイト・ジュニア。

ダンテはシャープに、テレビゲームのレジェンドキャラクターとしてレーザーを登場させたい。
そのために、色々なデータを取らせて欲しいと。

報酬も弾むと言うダンテだが、聞く耳も持たないシャープ。

断固と断るダンテは諦めて帰ろうとするが、ふとテーブルの上に置かれた借金の催促状を見つめるシャープはダンテにもう少し高い報酬ならやる。それとマクドネンとは絶対会わない事が条件だと。

契約成立に喜ぶダンテ。

そして契約した仕事の日。
データを取るため、それ用のスーツに着替えたシャープ。
滑稽な姿にやる気をなくすが、それでも指示された動きを取り、データを取らせる。

するとそこに同じく契約に乗ったマクドネンの姿が。
話が違うと帰ろうとするシャープに「また逃げるのか」と突っかかるマクドネン。
言い争いが始まり、ついには殴り合いの喧嘩に。

その光景をスマホで撮影していたスタッフがYouTubeに映像をアップしたところ、その動画が大人気に。

その人気に再試合のスポンサーが名乗りを上げ、ダンテは二人に試合をやろう!と持ちかけるが、シャープは絶対に試合はしないと。

逃げるシャープに臆病者!とけしかけるマクドネン。
何故そんなに嫌がるのかと不思議がるダンテに、もしかしたら昔あいつの彼女を孕ませてしまったのが原因かもと言うマクドネン。

しかし突然、働いている造船所から一時解雇を受けてしまうシャープ。
どうしても金が欲しいシャープは、マクドネンとの試合を受けることに。

そして、伝説の二人が交える一戦に向けて記者会見を行うが、当初の予想より反響も少なく、会見会場はガラガラ。

まともな質問もせず、その歳じゃ命の危険もあるが、と身体の心配をする記者達。

そんな扱いに怒りを表すダンテは記者達を罵り、会見は終了。

会場を後にするシャープに近寄る一人の女性。

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