映画『フライト・ゲーム』感想(ネタバレ&あらすじ有り)
フライト・ゲーム とは
航空保安官のビルは警備のため一般客を装い、ロンドン便の飛行機に搭乗していた。
するとビルの携帯電話に「20分ごとに乗客の誰かを殺す」と謎のメッセージが。
そして20分後に乗客の一人が死亡。
犯人を見つけるべく動き出すが、逆に犯人の思うがままに、自分が犯人であると疑われてしまう。
誤解を解こうとするが、自らの過去が晒され…。
この作品を観るには
あらすじ(ネタバレ)
あえて犯人の名前は伏せてあります。
空港の駐車場の車内で一人ラジオを聞く男。ビル・マークス。
ビルは機内警備担当の連邦保安官で、この日も同僚のジャックと共にロンドン便を警備するため、客として搭乗する予定だった。
車を降りたビルは空港の入り口でタバコを吸っていると、一人の男が、同じくタバコを吸うためにビルに火を要求。
男は一方的に「私はアムステルダムに行くんだ」と話すが、興味の無さそうなビル。
その後、どこか様子のおかしいビルはトイレで心を落ち着かせる。
実はビルは過去にアルコール中毒で、禁断症状があり、ロンドンまで6時間もお酒を断たなければならなく、今回の仕事も最後まで渋っていた。
そこに同僚のジャックがやってきて、体調の心配をするが大丈夫だとビル。
その後、搭乗ゲートを通過し、飛行機に乗り込む時、一人搭乗を怖がる小さな女の子が。
女の子はロンドンに居る父親に会いに行くと言うが、いざ飛行機に乗ろうとすると怖くて足が竦んでしまっていた。
それを見たビルは、女の子が持っていたぬいぐるみを使って、女の子を安心させ、無事搭乗。
次々と乗り込み席に着く客。
ビルはビジネスクラス。ジャックはエコノミークラスと別々の場所に。
ビルの隣にはザックという黒人が。
すると前の方で、席を替わってくれと聞き回る女性が。
どうやら女性は窓際が良かったが、手違いで通路側の席になってしまったとのこと。
そしてビルの元にやってきた女性は、窓側のザックに席を替わって欲しいと要求。
ザックは渋々席を替わることに。
女性の名前はジェン。
一方、同じロンドン便のギャレー(厨房)で仕事をこなすCAのナンシー。
いよいよ離陸の時、急に顔が強ばるビル。
離陸の瞬間が苦手で、その状態に心配する隣のジェンが気を紛らわせてくれ、何とか離陸。
離陸の揺れも収まり、安心したビルはトイレへ。
持っていたガムテープで煙りセンサーを覆い、タバコで一服するビル。
席に戻り、それからしばらくして周りも眠りにつく中、突然ビルの携帯電話に「準備はできてるか?」と一通のメッセージが。
ビルは直ぐに誰だと送り返すと「乗客の一人だ」と返信が。
ビルは続けて「不正アクセスは違反だ」との内容に「トイレの喫煙もな」
と返信が来る。
ビルは席を立ち上がり、周りを見渡す。
DISCUSSION