映画『サイレントヒル:リベレーション3D』感想(ネタバレ&あらすじ有り)
サイレントヒル:リベレーション3D とは
記憶に無い謎の街「サイレントヒル」の悪夢にうなされ続ける少女。
そんなある日、唯一の肉親である父親が失踪。少女の目の前には血で書かれた「サイレントヒルに来い」という血文字が。
そして少女は濃い霧に包まれたある街に足を踏み入れる。
この作品を観るには
あらすじ(ネタバレ)
サイレントヒルの裏世界から戻り、何年もの月日が経った。
成長したシャロンと父親のクリスの二人は逃亡生活で各地を転々とし、シャロンは祖母の名であるヘザー、クリスはハリーと名乗り、ひっそりと暮らしていた。
ある日、ヘザー(シャロン)は身に覚えの無い街を彷徨う悪夢を見て目が覚める。
そして、父親のハリー(クリス)から誕生日プレゼントに白いベストをプレゼントされる。
しかし、それはヘザーが夢で追われていた時に着ていたものと一緒だった。
戸惑うヘザーだったが、貧しい暮らしの中での父親からのプレゼントを素直に喜び、それを着て学校へ向かった。
家でハリーはヘザーがサイレントヒルの裏世界から戻ってきた時の事を思い出す。
ヘザーの母親であるローズは「娘を守って、奴らに手に渡してはいけない」と、サイレントヒルへ消え去り、そこには裏世界から戻ってきたシャロン(ヘザー)の姿が。
シャロンは記憶を失っており、何も覚えておらず、ハリーは事故に遭って母親は亡くなったと告げた。
一方、ヘザーが学校へ行く途中、怪しい人物ダグラスと出会う。
転校生として紹介されたヘザーは幾度の転校にクラスメートには心を閉ざし、周りから変人扱いされ、しかしそれにもめげず、立ち向かうヘザー。
そんな姿に心を奪われるクラスメートのヴィンセント。
そしてヘザーは校門前で張っていたダグラスと目が合い、ヘザーはハリーへ電話。
ハリーはショッピングモールで落ち合う約束を付け、家を出ようとしたとき、何かが家へ入ってきて襲われてしまう。
DISCUSSION
僕も同じような感想でした^^;
脚本の面白さがなく、人物やシーンの背景にある設定が乏しいのでそこから来る恐怖感もなく、ただ化け物やグロテスクなシーンに頼っただけ。
1のあのおぞましいサイレンからやってくる闇の世界の何とも言えない恐怖感とかゼロだったし。
1がどれだけよかったかわかりますね
この映画、すごく面白かったですよ?
三角様が味方したところなんて、大興奮で、発狂してしまいましたよ。
ゲームではあんなに嫌な存在なのに、この映画では味方。こんな興奮を与えてくれる実写映画なんて、他にありませんよー!
それに、主さんは何を求めているんですか?
あなたはたった2時間の中にゲームの内容、それに沿った演出、ストーリー、全部を詰め込めますか?
僕は逆に、この映画をゲーム化してほしいと思うくらいでした。もちろん謎解きもゲームとしての楽しさもぶっこんでほしいですけど!
ゲームファンからしたから
クリーチャー少ねぇ!とかなんやら残念だと思うかもしれませんが、
映画サイレントヒルファンからしたら中々楽しいものだったと思います…
僕は、ゲームも全作やりました。
だけど、映画は映画。
ゲームはゲーム。
そうやって割りきってほしいと思いますよ。
別物ですから
この記事、なんか主さんの性格がよくわかった気がします。
ははは
はははってキモいな
仰るとおり変な先入観を持たずに見ればそれ相応の見応えはあったかも知れません。
しかし雰囲気や場面の見せ方などはやはり前作と比べると見劣りする部分があり、そこは残念でした。
確かに、そっくりそのまま再現するだけじゃ映画化の意味はありません。独自ストーリーもユニークな形で見せていたと思います。
しかしそこにある原作ファンの喜ぶべき要素があまりにも等閑になっており、この感想では苦言を述べさせて頂きました。
ゲームをやってない人に対してサイレントヒルの魅力を伝えるという部分では、雰囲気も何もかもサイレントヒルのそれとは違ったものと感じました。
あなたがこの作品で何かの魅力を感じたのなら、それはサイレントヒルの魅力では無く、リベレーション3Dの魅力ではないでしょうか。
ゲームやってた人からしたら、物足りないかもしれないけど、映画としてのまとめ方は結構良かったと思うよ。
サイレントヒルの雰囲気は伝わるし、ストーリーもゲームレベルで複雑化させず、うまい具合に簡略化されてる。
全部再現するだけじゃ、映画は成り立たないんだよ。ファンの喜ぶ要素を盛り込みつつ、ゲームをやってない人にもその魅力を伝える。
サイレントヒルは、実写化成功作品だ。