映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』感想(ネタバレ&あらすじあり)

それを見たイーサンは、自由な足を使ってヴィンターを気絶させる。

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そしてイーサンに鍵を渡し、周りの男達を次々と倒していく女性。

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イーサンも何とか柱の拘束を解いて、一網打尽。

会うのは初めてだよな?と聞くイーサンに、女性はイーサンを出口へ誘導。

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と、イーサンを逃がして扉を閉める女性。
女性は「一緒には行けない。男達はあなたが倒し、逃げられてしまったことにする」と、そこに追っ手が。

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仕方無くそこを離れるイーサン。

一方、米国政府の上院議会に呼ばれていたIMFのエージェントでイーサンのチームメンバーであるブラント。

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そこでCIA長官のハンリーから、前回のミッションでの失態について厳しく追及されていた。

IMFの行いでロシアの核ミサイルのパスコードをテロリストに漏らし、クレムリンに潜入後、クレムリンは見るも無惨に倒壊。さらにCIAから情報を盗むことも。
そんなIMFの行動は目に余ると言うハンリー。
IMFは40年の歴史があり、それによって世界は救われてきたと言うブラント。
さらにIMFの長官が居ない今は詳細な内容は喋れない決まりだと。

すると政府の委員長は、IMFの実績や平和への貢献は分かっているが、IMFは規則を無視した行動も多い。それらは運任せの行動が多く、運が良かったに過ぎないと、IMFの解体を決定。全てのミッションはCIAに渡されるとして議会は終了。

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そんなブラントの元にイーサンから電話が。
イーサンは犯人は何かを探していて、自分を殺せたのに殺さなかった。そしてシンジケートは実在し、IMFのロンドンの行動は全てバレていると。

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情報を調べて欲しいというイーサンだが、たった今IMFは解体され、なにも出来ないと言うブラント。

ブラントはイーサンに一人でも探し出せるか?と聞くと、なんとしても見つけると、自分はロンドンで行方不明ということにしておいてくれと言葉を残して電話を切るイーサン。

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と、電話を終えたブラントの元にやってきたハンリーは、イーサンの居場所を聞くが、ブラントは白を切り、シンジケートを探していると言う事だけ告げる。

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しかしCIAが総力を挙げてもシンジケートの存在すら掴めておらず、シンジケートという存在はIMFを存続させるためだけに作られた戯言だと。
CIAは総力をかけてイーサンを見つけるというハンリー。

それから6ヶ月後。
CIAはイーサンの居場所を突き止め、キューバに飛び、イーサンの住処を襲撃するが、そこにイーサンの姿は無く、あったのは部屋を監視するスマートフォンのみ。
するとその部屋には数々の新聞の切り抜きや複数人の顔写真が。

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それは全て行方不明や死亡した各国の情報部員。

そしてIMF解体後にCIAの傘下で働くことになったブラントとベンジー。
長官のハンリーはイーサンの居場所を突き止めるためにベンジーに嘘発見器をかけるが、ベンジーはCIAに来て誰よりも多く暗号を解読し続け、毎週呼ばれて嘘発見器にかけられるのはもうゴメンだ!と。
そしてイーサンは友人では無いし、頼ったり頼るようなことは絶対にしない!と断言。
嘘発見器も反応せず。ハンリーもそれを見て部屋を出る。と、嘘発見器が少しだけ反応を見せる。

その後自分のデスクに戻ったベンジーは、手紙で届いたオペラ座の鑑賞券を見つめる。

オーストリアのウィーン。

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タキシードに身を包み、電車でやってきたベンジー。
電車を降り、いざオペラ座へ!と、すれ違った男から封筒を突きつけられる。

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男は直ぐ去って行き、ベンジーが封筒の中身を見ると、そこにはパンフレットと眼鏡が。
その眼鏡をかけると、無線通信でイーサンの声が。

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鑑賞券はイーサンが送りつけたもので、ある意味ベンジーは誘導された形に。

どこいいる?と言うベンジーに、今は言えない。ベンジーのためにも合わない方が良いと言うイーサン。

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イーサンはロンドン本部でエージェントを殺した男の似顔絵をベンジーの携帯に送信。
その男が今夜オペラ座に現れると言うイーサンはベンジーに助けを求める。

作戦はベンジーが男をマークして、イーサンが追跡するという単純なもの。

そしてオペラ座に潜入したイーサンとベンジーは、別行動で男を追うことに。

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と、会場の電気制御室でベンジーが会場のシステムをハッキングしようとしていると、監視カメラの映像でなにやら不審な動きが。

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それをベンジーから聞いたイーサンは、その場所へ。
と、不審な男が舞台脇へ。
それを追うと、舞台の天板で銃を構える男が。
イーサンは阻止するために男と取っ組み合い。

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と、舞台の別の場所ではイーサンを逃がした女性も銃を構える。

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さらにベンジーは監視カメラでミキサー室が別の男に襲撃されていることに気付き、イーサンに報告するが、イーサンは男との取っ組み合いで無線が損傷。
ベンジー自らミキサー室へ。

一方、イーサンはなんとか男を倒すが、イーサンを助けた女性が向けた銃の先にはオーストリアの首相が。
さらにミキサー室からも男が首相を狙う。

イーサンは倒した男が持っていた銃を拾い、女性を狙うか、男を狙うか。
どちらかを狙えば、すぐにもう片方が首相を撃つ。
選択肢は一つしか無い。

そしてイーサンが選んだのは首相。
イーサンの放った銃弾は首相の腕をかすめ、首相はすぐにSPによって撤退。

女性と男はターゲットが居なくなり困惑。
そしてミキサー室にはベンジーが。男と取っ組み合い。
すると女性はミキサー室を狙って発砲。
その銃弾は男に命中し、ベンジーは腰を抜かす。

サイレンサーで会場は異変に気付かず、しかし主催者の判断で講演は中止。
女性が会場の様子を見ていると、そこにイーサンが。

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イーサンは女性に出口を知っていると、二人で会場の屋根をつたって、なんとか脱出。

そして大通りに出ると、目の前に首相を乗せた車が。
と、それを見ていると、突如その車が爆発炎上。

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驚き戸惑っていると、目の前にベンジーの乗った車が。

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イーサンと女性はその車に乗り込み、女性を身体検査。不審な口紅を取り上げる。

イーサンは女性をイギリスの情報部員だと推測し、色々と話を聞くことに。
女性の名前はイルサ。
イルサはロンドンでイーサンを逃がした後、信頼を失い、信頼を回復するために暗殺する”フリ”をしようとしたところ、イーサンに邪魔をされた。
他の男二人は、イルサを見張りに来て、イルサが躊躇や失敗した際に、一人は首相を殺し、もう一人はイルサを殺すという、試されている状況だったと。
首相の車の爆弾は保険。

と、そこにイーサン等が乗る車を追跡する車が。

イーサンはエージェントを殺した男の似顔絵を見せて、こいつは誰だ?と聞くと、イルサは、私たちの目的は一緒だと。
シンジケートを潰したいなら私を逃がしてと言うイルサ。

すると追跡してくる車から狙撃。

私を探す手がかりは渡した、と言いイルサは車から飛び降りる。

一方、CIAではオペラ座での一件から特殊部隊を派遣し、イーサンを殺すことに。

そしてイルサと別れたイーサンとベンジーは秘密基地へ。

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そこでベンジーは帰って、ウィーンに行き、俺に周桑暗殺を持ちかけられたが断ったと話せというイーサン。
そんなことは出来ないし、せめて状況を説明してくれと言うベンジー。

イーサンがコンピューターで、ベンジーに見覚えのあるヤツを言ってくれと、何十人の顔写真を表示させる。

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と、そこにオペラ座のミキサー室でベンジーと取っ組み合った男が。

その男は死んだとされている。イーサンが銃撃を阻止した男もまた同じく存在が消されていた。
また、それらを辿ると、いくつもの事件に繋がった。
世界銀行の総裁が行方不明に。さらに化学工場の事故。世界的な武器製造会社の破産。
これら全てはシンジケートが起こしたと。
シンジケートは”ならず者”の集まりで、IMFと同じく、特殊訓練を受けた者達が世界の体勢を壊そうとしていると。
IMF解体後、行動が派手になり、首相暗殺は我々への宣戦布告だと言うイーサン。

全てはエージェントを殺したこの男が握っていると。

そしてベンジーも協力すると言うが、イーサンはベンジーまで守り抜く自信は無いと言う。

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助けて貰うためにベンジーに来て貰ったが、結局この有り様。帰ってくれと言うイーサン。

しかし、自分もIMFのエージェントだし、そんなことはイーサンが決めることじゃないし、何より友達だろ!と言うベンジー。

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嘘発見器には友人じゃ無いと言ったが、反論は聞かない!と頑ななベンジー。

そんなベンジーを見て呆気にとられ、行動を共にすることを承諾するイーサン。

そして、イルサが言っていた私を探す手がかりである、口紅の蓋を外すとUSBプラグが。

一方、シンジケートの親玉、イーサンの目の前でエージェントを殺したレーンの元にやってきたイルサ。
レーンはイルサにイーサンの殺害を指示。

一方、ブラントはIMFのエージェントでハッキングを得意とするイーサンの親友でもあるルーサーを呼び出し、CIAよりも先にイーサンを見つけるのに協力してくれとお願い。
ブラントの事をよく知らないルーサーはイーサンの置かれた状況を危惧し、イーサンは友人だ。ブラントが少しでもCIA寄りの発言をした場合、ただじゃおかないと念を押す。

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そしてブラントは、すぐにイーサンの居場所を突き止め、そこへ向かう。

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場所はモロッコのカサブランカ。
イーサンとベンジーは口紅の情報を頼りにその場所へ行くと、あっさりとイルサと会うことが出来た。

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そこでイルサからレーンの素性を知らされる。
レーンはシンジケートの創設者。
元イギリスの情報部員でイギリスの情報部は自らの組織から反逆者が出たことを隠したいが為に、この事を内密に。
そこにイルサが投入され、2年をかけてシンジケートの中心角に接近し、ある情報を得た。
レーンのある部下が、レーンを脅迫するためにあるデータファイルを盗み、セキュリティの高いコンピューター施設に保管。
しかしその部下は保存されたファイルを開くためのパスワードを言わずに殺された。
レーンはそれで困っており、イルサを送り込んだと。

しかしそのデータを保管してある場所のセキュリティは頑丈で、軍が警備し、いくつものセキュリティゲートをくぐりぬけた先に、その人の歩行の仕草をスキャンするセキュリティもあり、変装や指紋、網膜の偽装ではくぐり抜けられないと。

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そこで、侵入するベンジーの歩行データを直接システムに書き込み、堂々と侵入する作戦に。
そのシステムに書き込む作業をイーサンが。

システムは、水冷のため、水中深くに設置され、金属探知機もあるため、約2分間息を止めなければならない。
そして実行。

アクシデントもあったがなんとかシステムを書き換え、ベンジーがデータを入手。

イーサンの危機一髪にイルサが駆けつけ何を逃れ、別の場所で合流。
データを手に入れたと喜ぶベンジーから、そのデータが入ったUSBメモリー奪い、逃走するイルサ。

それを追うイーサンとベンジー

だが、ギリギリで逃してしまう。

そこである意味落ち合ったイーサン、ベンジーとブラント、ルーサー。

イルサとUSBメモリーを逃したことで落胆するイーサンはベンジーに、どうかコピーを取ってあると言ってくれと言うと、ベンジーはもちろん取ってあると。皆ニヤリ。

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しかしデータには何十ものセキュリティがかかっており、最終的にある人の声紋キーワードが必要だと。
そのある人はイギリスの首相。
レーンはイギリスの首相を攫うつもりだと、それよりも先にレーンを探すことに。

一方、イルサは同じイギリス情報部MI6の上司であるアトリーにUSBメモリーを渡す。
しかしアトリーはそのUSBメモリーのデータが本物かどうかを確かめろとUSBメモリーを返して新たなミッションを貸す。

そして再びレーンの元を訪れたイルサはレーンにUSBメモリーを渡すが、USBメモリーの中身は空っぽ。
それを聞いたレーンは激怒。再びイルサを送り込む。

場所はロンドン。
そこに現れたイルサを待っていたかのようにIMFの4人が。
イルサはイーサンにUSBメモリーの中身が空っぽだったと言うと、不思議そうに、そのUSBメモリーは君がずっと持っていたのか?と聞くイーサン。
イルサが回想すると、一度上司のアトリーに手渡したのを思い出す。
アトリーはイルサに分からないようにUSBメモリーのデータを削除していた。

するとイーサン等が使っていた無線通信機器からノイズが。
イーサンが辺りを見回すと、ベンジーの姿が無い。

すぐに追うが、逃げられてしまい、ベンジーが囚われの身に。
と、そこにレーンから電話が。
電話の内容は深夜0時までにUSBメモリーのデータを渡しに来いと言うものだった。

それに 了解した と応えるイーサン。

そこでイーサンはデータのロックを解除するために首相を攫うことを計画。
反対するブラントだが、ベンジーを助けるにはそうするしかないと。

ブラントはCIA長官のハンリーへ電話。
ブラントはこうするしかなかった、とロンドンに居る事を開かす。
ロンドンのどこだ?と聞くハンリーだが、みすみす友人を殺させるわけには行かないと、詳細は後と言う事に。

場所はイギリス首相が参加するオークション会場へ。

そこにハンリーの姿が。迎えたブラントはハンリーにここでイーサンは殺さず捕らえるだけだと約束して欲しいと念を押す。
と、そこにはイルサの上司であるアトリーの姿も。
それを見たハンリーは、思ったとおりにいくと思うなよ、とブラントに告げてアトリーの元へ行き、話があると。

会場内では従業員から、MI6のアトリー長官がお呼びですと言われ、席を外す首相。

そしてある部屋に入ると、そこにはアトリーとハンリー、ブラントの3人。

訳を話せという首相に常軌を逸したエージェント(イーサン)が首相を狙っていると。
ブラントから、首相にしか解除できないファイルがあり、それがシンジケートに繋がるとイーサンが思っていると。

すると首相は、シンジケートは単なる予行練習だろ?とアトリーに訪ねる。
と、アトリーは、同様。空かさずブラントが、レーンという名前に聞き覚えは?と問うと、
首相は知っていると。

一連のやりとりを見て、ハンリーは、ではシンジケートは存在する?と問うと、首相は、外国の元エージェントをスカウトして、新たな身分証を与えて任務に使い、その際の活動資金はイーサン達が持つデータに隠されており渡ししか解除できない。これがシンジケートの正体。だが、あくまでアトリーの理論上の話だと。首相はこの計画は止めた上に、まだ計画段階で実行には移っていないと。
それに乗るようにアトリーは、シンジケートは実行に移されて折らず、ブラント等は騙されていると。

そして席を外そうとする首相にアトリーが何かを発砲。倒れる首相。
するとアトリーの覆面を取ったそこにはイーサンが。イーサンはずっとアトリー変装していた。

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首相には自白剤のようなものが撃たれており、動揺するハンリーにはお構いなしで、首相からキーワードを聞き出し、通信無線でデーターのロックを解除。

と、そこに本物のアトリーが。
空かさずアトリーにも自白剤が撃たれ、アトリーはシンジケートを作り、レーンが反逆し、それを隠蔽するためにイルサのデータを消したことを自白。

それを聞いたイーサンとブラントは、一連の出来事をハンリーの手柄になるよう筋書を変え、ハンリーに二人の自白剤を中和する解毒剤を渡す。
ハンリーは全て悟ったかのように無言でうなずき、イーサンとブラントを行かせる。

そしてロックが解除されたデータを見ると、そこにはいくつもの口座と24億ポンドという膨大な資金と口座へのアクセス方法が。
それを見たイーサンはすぐにUSBメモリーを破壊。
そしてすぐにレーンに電話し、待ち合わせの場所へ。

待ち合わせ場所は夜のオープンカフェ。
人通りの多く、何人かの監視が居る中、ひとつのテーブルに座るベンジーとイルサ。
ベンジーは通信機でレーンの言葉を代弁。
するとベンジーの身体には爆弾が巻かれており、動けば爆発すると。

さらにデータがレーンに渡った瞬間、イルサがイーサンとベンジーを殺すという。
そうしなければ爆弾が爆発し、周りの人々も巻き込むことになると、完全に弱みを握られた状態。

全ての事はレーンの思惑通りに動いていたと、これまでの流れを説明。

そこでイーサンはレーンの犯行動機を推理。
それを聞いたレーンは、すぐにメモリを渡せとイーサンに伝えるが、イーサンは5000万ドルでベンジーを解放しろと、メモにとある口座を。
ベンジーに取り付けられたカメラで口座を確認したレーンはすぐに送金を確認。

すぐにレーンは、USBメモリーはどこだ?と聞くと、イーサンは、USBメモリーは壊し、記憶した。24億ポンド入金されている口座全て。つまり、イーサンを殺せばレーンの目的は無くなってしまう。

ベンジーを解放しろというイーサンの言葉を遠く離れた部屋で聞くレーンは、部屋を歩き回り、考え抜いた結果、ベンジーの爆弾を解除。

そしてベンジーはその場を離れ、レーンの命令でイルサを殺せ、イーサンは殺すなと、配備されていた監視が二人に一斉に襲いかかる。
殺せないイーサン自らが盾になり、見事なコンビネーションで監視を撃退。

するとそこまでやってきたレーンがイーサンを発見。
そして逃げ惑い、ある工事中の建物に。

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