映画『アントマン』感想(ネタバレ&あらすじあり)

久々に訪れる研究所では、従業員等は歴史上の人物を見るかのような態度で迎えてくれる。

そしてハンクの弟子でもあったダレン・クロスと、ホープと言う女性も丁重にハンクを迎える。

そこで発表されたのは、ピム・テックを利用して、ダレンの新研究所、クロス・テックを設立し、闇に葬られたピム粒子の再研究をするというもの。

ダレンは人を昆虫サイズにまで縮小させた兵士”アントマン”の都市伝説を語り、ハンクに問いかけるが、それはただの噂話だと言うハンク。
すると、ダレンが”イエロージャケット”と呼ぶ技術を発表。

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アントマンとは違い、兵器目的で作られるそれは、世界平和への大きな一歩だと、戦争を終結させる為に開発することを宣言。

発表後、ハンクはダレンに研究の中止を促すが、ダレンは聞く耳を持たず、むしろ一緒に研究をしていれば良かったのに と捨て台詞。

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すると、そこにホープと言う女性がハンクに近づき、行動に移るべきだと耳打ちをする。
しかしハンクはそれを却下。
さらに私が決着をつけると言うホープ。
するとハンクは、適任の男が居ると言う。

一方、スコットは娘キャシーの7歳の誕生日パーティへ。
家ではキャシーの友達が大勢集まっており、大賑わい。
早速、キャシーと再会したスコットは、遅れてゴメンと。

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キャシーは、招待状に時間が書いてあったのにと言うが、横から元妻の婚約者、パクストンが「招待状を貰ってないんだ」とやってくる。
パクストンは警察官で、ママを呼んでくる!とキャシーが去ると、スコットに養育費もまともに払わず、良く来れたな。出て行け、逮捕してやろうか?と脅すパクストン。

戻ってきたキャシーに誕生日プレゼントを渡し、大喜びする娘。

と、そこに元妻が。
来ないでと言ったでしょ?と言う元妻に、娘の誕生日だぞ?と対論するスコットだが、それでもダメだと。

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キャシーに会えるにはどうすればいい?と聞くスコットに、仕事を見つけて養育費を払うことから始め、あなたをヒーローだと思っている娘にふさわしい人になってと言う元妻。

ルイスに借りた車でやってきていたスコットは、見送る娘を喜ばすために、改造された軽快なクラクションを鳴らして去って行く。

そしてルイスの家に帰ってきたスコットは、思い悩み、ルイスに先日持ちかけてきた怪しい儲け話について詳しく教えてくれと切り出す。
思ってもみなかったスコットの乗り気な態度に歓喜するルイスは、興奮しながらも、何人も経由されて手に入れた情報で、ある老人の家の金庫にお宝があると言う噂が。
しかも老人は1週間ほど不在だと言う。

即日作戦は決行され、ルイスは無線でスコットに指示。デイヴは車を運転。カートはパソコンで施設の監視。
そしてスコットはスルスルと敷地内に侵入。慣れた手つきで警報器を無効化させると、いよいよ金庫の前に。

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が、金庫は思いがけない指紋認証の最新セキュリティが。
どうしようもない と諦めるルイスだが、スコットはすぐに家中にあるものを使って、指紋を採取。
それをその場にあるもので手作りした指紋採取シートに転写し、見事金庫の指紋認証を突破。

さらに奥に進むと、そこには船艦にも使われる金属で出来た金庫の扉が。

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しかしスコットはすぐに知恵を働かせ、見事扉を破壊。

が、金庫に入るとそこにはガラクタばかり。
落胆するスコット達。
と、金庫のテーブルの上には何かのスーツが。

仕方無くそれを盗んで逃げるスコット。

と、その一部始終を監視していた男が。

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一方、ダレンの研究所では、何度も縮小の実験が繰り返されており、生命体を縮小させようと、実験用に用意した子ヤギまでをも使うが、縮小の段階で細胞が分裂してしまい、光線を当てると、ただの小さな肉片になってしまう。
その実験は何度も何度も繰り返されていた。

翌日。
ルイスの家で、なんでこんなもの持ち帰ったんだろうと、スーツを取り出すスコット。

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家には誰も居ないし、とりあえず着てみるかと、浴室でスーツを着用。

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するとそこに帰ってきたルイスの声が。
慌てたスコットは、スーツの両手についているスイッチに気付く。
何気なくそのスイッチを押すと、みるみるうちに身体が縮み、極小サイズに。

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浴槽の底で放心していると、突然ヘルメットに付けられた無線で誰かの声が。
動揺するスコットに、まずは水の試験だと言う声が。
同時にその浴室に入ってきたルイスは小さいスコットに気付かず、浴槽に水を溜め始める。

と、蛇口から出る水に追われるスコットは、勢い余って浴槽の外へ。
痛みはあまり感じないが、慣れない身体に、建物の隙間へ落ちてしまう。

と、床を突き破り、下の階のクラブへ落下。
大量の人の足踏みを必死に交わし、外に出てやっと元の大きさに戻る事が出来た。

その日の晩。すぐに盗みに入った屋敷にスーツを返しに行くが、そこで警察に見つかり、捕まってしまうスコット。

鉄格子の中で、スコットはパクストンから、信じていたみんなの期待を裏切ったな と言われる。

と、突然スコットの弁護士と名乗る者が面会に来たと。
弁護士なんか身に覚えもないスコットだが、すぐにその正体が分かる。

それはスーツの無線から聞こえた声と一緒の人物。
ハンクだった。

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開口一番に、スーツを盗んだことを詫び、これ以上関わりたくないというスコットだが、ハンクはスーツは私が君に盗ませたという。
何のことだか理解出来ないスコットだが、ハンクは続けて、君に残された選択肢は、刑務所の中で無駄に人生を過ごすか、指示を待つかの二択だと。

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チャンスを逃すなと去っていくハンク。

その後、鉄格子の中に居るスコットの目の前に小さな蟻が数匹。

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よく見ると、そこには極小のあのスーツが。

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と、蟻がそのスーツに触れると、突然スーツが原寸大に。

スコットはすぐにスーツに身を通し、監視が来るギリギリのタイミングで小さく変形。

鉄格子をするりと抜けて、ハンクの指示通り刑務所の外へ。

誘導された先には羽蟻が待機しており、羽蟻に乗って刑務所の脱獄に成功。

が、羽蟻で滑空中に乗り物酔いで意識を失ってしまうスコット。

スコットが目を覚ますとそこはベッドの上。
目の前には女性が。女性はホープ。

混乱するスコットだが、よく見るとそこはスーツを盗みに入った屋敷だった。

ホープに促され、隣の部屋に行くと、そこにはハンクが。

ポープはハンクの娘で、ハンクはスコットをスカウトしたが、ホープはそれに反対。
昨夜、スコットが警察に捕まったのはホープが通報したからだった。

ハンクはスコットがこの家の金庫を突破したのを賞賛。
ずっと見ていたのか?と問うスコットに、スコットのこれまでの犯罪歴を言われ、ハンクはスコットを調べ上げた様子。

と、辺りを見回すと、メイドのようにせっせと働く小さな蟻たちが。
どうやって動かしてる?とスコットが聞くと、特殊な電磁波を使って命令していると言うハンク。

よく見ると、蟻には超小型のカメラが。
これで全て監視していたのかと納得するスコット。

そこで始めてスコットがハンクに君たちはだれ?と問うと、ハンクはスコットを連れて屋敷の奥の部屋へ。
そこは実験室のような場所。

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ハンクは数十年前にピム粒子を発見し、それをスーツに応用。
しかし危険なものだと気付いたハンクは、その研究を隠すことに。

その後、ピム・テックという研究所を設立。
ダレンと言う一番弟子も居た。

「ピム・テック」「ダレン」共にスコットも聞いたことがある一流企業と有名人だった。

しかし、ダレンは、研究についてあまり話そうとしないハンクに嫌な思いをしていた。
そしてピム粒子の噂を聞いたダレンは、そのことに夢中。

発見した張本人だったハンクは、全く関与せず、手伝いもしなかった為、会長であるハンクの娘の決定権で会社を追い出されることに。

しかし、その危険性を知った娘が、ダレンがピム粒子の解析に近づいたタイミングでハンクに助けを求めに。
ピム粒子は制御できるヘルメットが無ければ脳への影響が計り知れない。

ダレンにはそのことは分からないと言うハンク。

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そこで俺にどうしろと?と問うスコット。

手伝ってくれるなら、娘と会えるように協力するというハンク。

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盗人は卒業だと意気込むスコットは、まずなにをすれば?とハンクに問うと、盗人になってくれと。

その頃、元妻の婚約者で警官のパクストンは、スコットに面会に来た弁護士はあのハンク・ピムだと気付く。

と、一方で、ダレンはハンクの予想を超えて、ついに生命体を縮小させる公式を解くことに成功。

そんな中、ハンクの元で、スコットはこれまでの経緯とこれからの作戦について聞くことに。
そしてスコットの任務は、イエロージャケットを盗み、それらの研究データを破壊すること。

こんな常識外れな案件はアベンジャーズに頼むべきでは?と言うスコットに、この技術をスタークに知られたくない。
アイアンマンのような可愛い技術では無く、ピム粒子は世界を変えてしまう。

蟻を操れば?と言うスコットだが、所詮蟻。蟻にもリーダーが必要だ。それの盗みの技術に優れたリーダーが。と言うハンク。

と、そこにホープが。
ダレンが技術の開発に大きく前進したことを伝え、もう時間が無いと、ホープ自身がスーツを着て潜入すると豪語。
しかしハンクはそれに断固として反対。
引き下がらないホープに怒号を浴びせるほど。

部屋を出て行くホープ。

部外者である自分を使うよりは、施設の中に詳しいホープが適任だと言うスコット。
しかし納得しないハンクに、自分で着るのは?と聞くが、ハンクはスーツを着すぎて代償が出てしまい、もう着ることは出来ないと。

ホープは母親が死ぬ前までは私を尊敬してくれていたが、今では失望されていると嘆くハンク。

私は手遅れだが、君には娘のヒーローになれるチャンスがまだある。
世界を救う訳では無く、家族を救うために。と。

良い説得だ。と言うスコット。

それからスコットの訓練が始まる。
スーツの特徴を見極め、縮小、拡大のタイミングを掴む訓練。

小さいときには力は圧縮され、とてつもないパワーが出せる。

装置を改良すれば、もと小さく強力になれると、勝手にスーツの設定をいじろうとするスコット。
と、ハンクは装置をいじると、縮小を止められず、粒子領域に行って帰ってこられなくなると忠告。

さらにスコット用に武器も作成。
赤い手裏剣を当てれば対象物は縮小。
青い手裏剣を当てれば対象物は拡大する。

格闘技をマスターしているホープから格闘の訓練。

数種類の蟻を従える為に、巣穴に入って蟻について勉強。

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そして装置を使って蟻に命令できるよう訓練。
が、しかし上手く行かない。

そんなスコットを見て、自分ならできると言わんばかりに1匹の蟻も操れないスコットとは違い、ホープは数百匹の蟻を同時に軽々と操る。
不甲斐ないスコットを使おうとするハンクの頑固さに嫌気を刺したホープは、何故助けを求めに戻ってきたのか分からないと部屋を出て行く。

と、ホープの乗る車の助手席に乗り込むスコット。
その行動に呆れるホープに、いい加減ハンクの気持ちに気付けというスコット。
俺は消耗品。ハンクは娘の君を失いたくないから俺を選んだんだと。

と、車を出ようとするスコットに蟻を操るコツを教えるホープ。

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そうしてやっと蟻を操れるようになったスコット。

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そして部屋に戻ったホープとスコット。
二人を待っていたかのように、昔話を始めるハンク。

ホープの母親は、ハンクのS.H.I.E.L.D.としての任務に同行。
同行させたことを航海しない日はないほどに、いつもそのことを悔やんでいた。

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1987年の任務で、弾道ミサイルを止めるためにアントマンスーツを着たハンクは、滑空するミサイルに捕まり、内部への侵入を試みたが、ハンクのスーツが故障し、為す術を無くしていた。
と、同行していた母親はミサイルの内部に侵入するため、母親は躊躇なくスーツの設定を変更し、分子よりも小さくなり、ミサイル内部へ。
そうして母親は帰って来れなくなった。

それから何年も、母親を戻す研究を続けたが成果は得られず。

今まで母親の死に疑問を持っていたホープは、しおの事実を知り、ずっとその事を自分せいだと背負って生きてきたハンクに早く教えて欲しかったと泣き寄る。

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お前まで失いたくなかったと、再び親子の絆が戻る。

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そして訓練は最終段階へ。
最後の訓練は実践。

ハワード・スタークの古い倉庫に保管してある、ハンクがS.H.I.E.L.D.のエージェント時代に作った装置を奪うというもの。

そしてアントニーと名付けた羽蟻に乗って上空から倉庫へダイブするアントマンスーツを着た小さなスコット。

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が、そこはハンクから聞かされていた古い倉庫とは見違えるほどの最新の設備で、建物にはアベンジャーズのマークが。

それを聞いたハンクはすぐに訓練の中止を伝えるが、スコットは訓練を強行。
流石のアベンジャーズの警備で、わずか1.5センチのアントマンの侵入にも警備センサーが反応。
すぐにアベンジャーズのファルコンがやってきて、ゴーグルを使い、即座に小さいスコットを捕らえる。

居場所がバレたスコットは、元の大きさに戻り、ファルコンに自己紹介と身の潔白、そしてちょっと装置を貸して欲しいことを伝えるが、当然捕らえようとするファルコン。

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スコットはアントマンスーツを巧みに使い、ファルコンの追跡を交わし、建物内に潜入。
ファルコンも追うが、すぐに建物から飛び出てきたファルコン。

ファルコンの飛行装置に入り込んだスコットは、謝りながらも内部の装置を破壊。
ゴーグルもアントマンを捕らえられず飛行不能となったファルコン。
そしてしれっと逃げるスコット。

ファルコンはこの事はキャップに伝えるな。と管制に通信。

ハンクの家に戻ったスコットは、ハンクから全てが台無しになる所だった!とかなりの怒りをぶつけられる。

と、スコットは無言で、ポケットからいつの間にか奪っていた目的の装置をテーブルの上に。

さっきまでの怒りがどこかに行き、呆気にとられた顔で良くやったとスコットを褒めるハンク。

そして侵入作戦。
排気口まで厳重に警備された研究所に侵入するには水道管を使うしか無い。

しかし水道管を通るには水圧を下げなければならず、人手が足りない。
そこでスコットは、ルイス、デイヴ、カートの3人をチームに加えることに。

早速3人を招待し、スコットがアントマンスーツの特殊変化を披露すると、驚愕し気絶してしまう3人。

そして作戦決行の日。
デイブは車の運転。カートはパソコンを使って監視。ルイスは警備員になりすまして水道の水圧を下げる。
その日はダレンがイエロージャケットについての進展を発表する日でもある。つまりこれが最後のチャンス。

作戦通り、ルイスは研究所内に侵入し、水道管の水圧を下げることに成功。
同時にスコットはアントマンスーツで小さくなり、蟻の大群達と水道管をウォータースライドして侵入。

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トイレの水道から出た後は、羽蟻に乗ってデータサーバー室へ。

その頃、招待されたハンクも研究所へ。
が、ゲート前で張っていたパクストンは、スコットに弁護士として接触した事への疑問から職務質問することに。

それを外の車で待機していたデイヴとカートが目撃。
逮捕されてしまうと思ったデイヴはハンクを助けるために、職質していたパクストンが乗ってきていた車に乗り込み、そのまま逃走。
自分の車を盗まれたパクストンは、職質を切り上げて車を追い、その間にハンクは研究所内へ。

一方、データサーバー室に着いたスコットは、蟻達を機械内部基板の各所に配備。
そして蟻に取り付けた放電装置を始動させ、見事データの破壊に成功。
さらに各所に小型化して運搬した爆弾を蟻たちが設置し、スコットはその爆弾を次々と拡大させていく。

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その頃、関係者のみが集められた発表会では、ヒドラの姿も。
外ではパクストンの車に乗って戻ってきたデイヴだが、自分の車に乗り移った際に、警察を欺いたことに興奮し、誤ってクラクションを鳴らしてしまう。
と、その特徴的なクラクションを聞いたパクストンが、どこかで聞いたことあると、その車に接近。
デイヴとカートは荷台に隠れ、スコットからの指示を待つ。

そして研究所内では、ダレンが完成したイエロージャケットを披露。

その天井では、そのイエロージャケットを盗むため、スコットがスタンバイ。
その間にあるレーザーセンサーを目の当たりにして、カートの解析を待つ。

が、ついに荷台の扉を開けられ、パクストンに拳銃を向けられるカートとデイヴ。
目の前のパソコンにはあと少しで解析が完了する表示が。
連行されそうになるギリギリで解析を完了し、見事イエロージャケットへの接近するスコット。

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だが、それら全ての行動がダレンに見透かされており、ギリギリでイエロージャケットは隔離され、スコットはゲージの中に閉じ込められてしまう。

スコットの事も全て調査済みで、してやったりのダレン。

止めるんだというハンクに拳銃を向けるダレン。
その瞬間、ホープが隙を見て周りのダレンの部下の拳銃を取り上げ、ダレンに向け、一触即発の状態に。

と、そんな最中、スコットが武器を使ってゲージを破壊し脱出。
銃撃を交わしつつダレンの部下を次々となぎ倒していくスコット。

が、その騒動の中で、右胸に銃弾を受けてしまうハンク。
倒れるハンクと、その場から逃げていくダレン。

倒れるハンクを支えるホープ。
そこに駆け寄るスコットが、ここから運び出そうと言うが、ホープにあのスーツを奪ってと言われ、ダレンを追うことにしたスコット。

そしてダレンを追った先はヘリポート。
ヘリコプターで逃げるダレンを羽蟻のアントニーに乗って追うスコットだが、ヘリからの銃弾を受けてアントニーが木っ端微塵に。
スコットは他の羽蟻に乗ってヘリの中へ。
そこでダレン等と銃撃戦。

が、隙を見てダレンがイエロージャケットと着用。

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さらに激しい戦いで、ヘリが損傷。

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ダレンも小さくなり、墜落するヘリの中にあったジュラルミンケースの中で戦いが繰り広げられる。

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そしてケースはヘリから落下し、尚もケースの中で格闘を繰り返し、ケースはある住宅のプールに落下。
そこでさらに争った結果、駆けつけたパクストンに拘束され、ダレンを逃してしまう。

車に乗せられたスコットの説得も聞かず、変なスーツを着て住宅で暴れていたスコットを逮捕しようとするパクストン。
と、そこに警察無線である住所が読み上げられる。

その住所に同時に反応するスコットとパクストンは、キャシーの家だ!とスコットの連行を後回しに現場に急行。

その頃、キャシーの家では、侵入したダレンがキャシーに迫る。

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