映画『キングスマン』感想(ネタバレ&あらすじあり)
一方、ロキシーの放ったミサイルは見事衛星を直撃。

作戦通り、カウントダウンは中断され、エラーが。
すぐに別の衛星を手配しようとするヴァレンタイン。
そんな中、マーリンの飛行機まで逃げるエグジー。
警備隊の銃弾を華麗に交わし、次々と倒しては帰路を急ぐ。

と、なんとか飛行機まで戻る事が出来たエグジーだが、ヴァレンタインが別の衛星を手に入れたことを知り、会場に戻らないといけない状況に。
武器が必要だと、飛行機の後方部へ行くと、そこにはキングスマン用の武器がずらり。
その中で手に取ったのはハリー愛用の傘だった。
そして再び会場へ向かうが、既に大量の応援が来ており、ついに追い詰められてしまうエグジー。

さらにマーリンの飛行機前にもミサイルを持った兵士達が。

絶体絶命の危機的状況。
果たしてエグジーの運命は。
そしてヴァレンタインの野望は叶ってしまうのか。
この作品を観るには
感想とか
スカッと華麗なスピードアクション
まずこの映画の一番の見所はなんと言っても、他に類を見ないスタイリッシュで素早いアクションシーン!
最初は早回しな映像で違和感を覚えますが、そのアクションの華麗さに見とれ、すぐに違和感は爽快感へと変わります。

たった一つの格闘シーンにどれだけのアイディアが詰め込まれているのか分からないぐらい多彩な動きと、見事に計算された華麗な立ち回りや、色々な工夫をこらしたアクションが繰り広げられ、圧倒されます。
そのアクションも全てが紳士的でカッコいい。

敵の腕が切り落とされたり、首が爆発し吹っ飛んでしまうシーンも多くあるのですが、それら全てがグロテスクに見えないように演出され、一部シーンでは笑ってしまうような演出も。

特に映画のエンドロール途中のおまけ映像は必見です。
あのシーンを見るか見ないかで、この映画の本当のスカッとが決まります。
是非最後まで見てスカッとして下さい。
全く新しいスパイ映画
この映画は、007の様なスタイリッシュさもあり、ミッション:インポッシブルのような身を張ったスーパーアクションもある、良いとこ取りな全く新しいスパイ映画に仕上がっています。
またコミカルなシーンも多いので、真面目なスパイ映画を求めている方には合わないかも知れませんが、コミカルだからこそ描けるアクションシーンは是非とも一見してもらいたいです。
さらに名探偵コナンの阿笠博士もビックリの発明品も沢山出てくるので、そういったスパイガジェット好きもたまらない内容になっています。
次回作は?
既に監督のマシュー・ヴォーンは続編の製作に意欲を見せており、脚本も執筆中だとか。
ジョークも交えて日本を舞台にするという構想もあるようで、肝心なスタジオからの発表はありませんが、全世界でも意外なヒットを飛ばしているようで、順調にいけばキングスマン2も近いうちに見られるかも知れません。
どうせ日本を舞台にするのなら、京都の凜とした舞台でスーツを着たスパイがスピードアクションを披露する画が見てみたいです!
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