アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンを見る前の予習
日本では2015年7月4日に公開の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
アメコミヒーロー映画好きにはたまらないヒーロー大集合のお祭り映画です。
感想UPしました↓
このアベンジャーズは2012年に前作の映画「アベンジャーズ」が公開され、今回はその続編となるわけですが、続編と言っても単純な続編という訳では無く、数々の作品を経ての続編となります。
ちなみに、これまで以下の
と言う作品を経ての物語が「アベンジャーズ(2012)」でした。
そして「アベンジャーズ(2012)」後に続く物語として以下の4作があります。
これだけの作品を経ての続編が今回の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」となるわけです。
これだけの作品を全て見ていない方は、細かいところで置いてきぼりになってしまう。
そんな人に向けて、また 見たけど忘れちゃった方に向けて、要点のみ分かりやすくまとめてみました。
これさえ読めば「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」をより楽しめること間違い無しです。
これまでのアベンジャーズ
アベンジャーズのメンバーは
アイアンマン
キャプテン・アメリカ
ハルク
ソー
ホークアイ
ブラック・ウィドウ
の6名。
これまでのキャラクター
アイアンマン / トニースターク
アメリカの巨大軍用兵器の開発をしていた企業「スターク・インダストリーズ」の元社長。
17歳でマサチューセッツ工科大学を首席卒業するなどの超天才。
アフガニスタンへ新兵器の実験に行った際に現地の武装集団に捕らえられてしまう。
同じく捕らえられていた物理学者の手を借り、隙を見てパワースーツを作り上げる。
なんとか逃げ切った後は、より強力なアーマースーツを作り上げ、自らアイアンマンとなり、ヒーロー活動を始める。
秘書であるペッパーとはプライベートでもパートナー。
アベンジャーズ計画に参加した後から、敵の恐怖に怯える日々を送ってきたが、その壁も乗り越え、新たなスタートを切る。
アベンジャーズの中では特攻隊長。
ヴァージニア・”ペッパー”・ポッツ
「スターク・インダストリーズ」スタークの秘書兼現社長。
スタークとはプライベートでもパートナー。
スタークがアイアンマンになってからは、会社のことのほとんどをペッパーが行い、その後スタークから「スターク・インダストリーズ」の社長に任命される。
スタークからは過保護に扱われているが、いつもスタークのやることに巻き込まれる。
ウォーマシン / ジェームズ・”ローディ”・ローズ大佐
スタークとは親友の仲。
アイアンマンのスーツ(マーク2)を改良したウォーマシンスーツを着て、アイアンマンの代役として政府と連携し、アメリカを守る為にヒーロー活動をしている。
時には大統領を警護したり、S.H.I.E.L.D.の任務にも呼ばれることもある。
J.A.R.V.I.S.(ジャービス)
スタークが開発したAIシステム。
私生活や仕事のサポートから、戦闘中の支援。
さらにハッキングや、アイアンマンスーツの製造、言われたとおり何でもこなす万能なシステム。
名前の由来は父ハワード・スタークの執事で、スタークの家庭教師だったエドウィン・ジャービスと言う人物から取っている。
キャプテン・アメリカ / スティーヴ・ロジャース
第二次世界大戦の中、強い愛国心を持った軟弱なスティーヴが、スーパーソルジャー計画と呼ばれる人体実験により超人兵士キャプテン・アメリカとして生まれ変わる。
この人体実験の関係者の一人がトニー・スタークの父親であるハワード・スタークであり、シンボルである盾はハワードがキャプテン・アメリカに贈与した物。
その後、軍隊でマスコットキャラクターとして活動するが、その中で親友のバッキーを失い、単身でバッキーを殺した敵であるヒドラの拠点に突撃。
最終的に飛行機と共に南極の氷河に墜落したキャプテン・アメリカは氷漬けとなり、70年後にS.H.I.E.L.D.によって蘇生され、アベンジャーズ計画に参加。
チタウリ等との戦いの後はS.H.I.E.L.D.に所属し、ブラック・ウィドウ等と再び地球の平和を守る。
アベンジャーズのまとめ役。
バッキー・バーンズ => ウィンター・ソルジャー
スティーヴとは軍隊に入る前からの親友。
キャプテン・アメリカとなったスティーヴと共に部隊を結成し、敵地に乗り込むが、敵の反撃により谷底へ落ちてしまう。
が、ヒドラに捕らえられている際に、キャプテン・アメリカと同じ人体実験を受けていた為、一命を取り留める。
そして現代に生き返ったキャプテン・アメリカの前に謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーとして復活。
記憶も改変され、キャプテン・アメリカと死闘を交わし、その後、記憶のない自分にかつての仲間だったと必死に訴えるキャプテン・アメリカを助け、記憶を取り戻そうとする。
ファルコン / サム・ウィルソン
元空軍兵。親友を失った過去から退役。
スティーヴとは顔見知り程度の仲だったが、同じように親友を失ったスティーヴとすぐに打ち解ける。
その後、S.H.I.E.L.D.に裏切られたスティーヴを助けるために現場復帰。
人工翼を付けてファルコンとなったサムはキャプテン・アメリカと手を組み、敵と戦う。
ペギー・カーター
第二次世界大戦中にキャプテン・アメリカを生み出すキッカケになったスーパーソルジャー計画のエージェント。
後にスティーヴとお互い愛し合うようになるが、キャプテン・アメリカが氷漬けとなり、その愛は終わる。
キャプテン・アメリカの死後、S.H.I.E.L.D.の創設に関わる。
現代でキャプテン・アメリカがS.H.I.E.L.D.に所属したのは、ペギーが創設に関与したしたことが大きく影響している。
現代でキャプテン・アメリカが蘇生した後に年老いた状態で再び出会う。
エージェント13 / シャロン・カーター(ケイト)
S.H.I.E.L.D.のエージェント。
ケイトと言う偽名を使って影ながらキャプテン・アメリカをサポートしていた。
本名はシャロン・カーターと言う名前でペギー・カーターの姪。
ハルク / ブルース・バナー
第二次世界大戦でキャプテン・アメリカを生み出した実験を独自で行っていたバナー博士が、自らを実験台にその実験を実行。
しかし失敗してしまい、緑色の巨人ハルクに変貌。
軍に追われながらも、なんとか身体を戻すことに成功するが、ある事件をキッカケに再び巨人へと戻る事に。
自分の身に死の危険が及ぶと、内なるハルクが出てきてそれを阻止しようと変身してしまうが、怒りの感情によって自分の意思でもハルクに変身できる。
知能も高く、アベンジャーズの中で唯一トニー・スタークと科学のことについて対等に会話できる。
アベンジャーズでは敵を一掃する暴れん坊。
ソー
神話の世界の住人。ハルクと相当の怪力を持つ。
暴れ回った罰によってパワーを奪われ地球に追放される。
そこで出会った人間達に助けられ、自身の行いを反省。地球人への感謝から、地球を守ることを決める。
弟であるロキの陰謀によって地球が危機になるが、ソーが力を取り戻して窮地を脱する。
その後、またも弟のロキによって地球に危機が訪れ、アベンジャーズの一人としてチタウリに対することに。
さらに再び地球に異常が訪れ、自分一人ではどうにもならない状況になり、弟のロキに助けを求めることに。
ロキの助けもあって窮地を脱する。
他人と調和が取れず、アイアンマンやハルクとは衝突が多かった。
アベンジャーズでは力任せに敵を叩く力(ちから)バカ。
ロキ
ソーと血の繋がっていない弟。
いたずら心満載で、どこか憎めないドジッ子でもあり、ずる賢い。
魔力に長けており、杖を使えば人を操ることもできる。
何度も地球を危機に陥れようとした影の首謀者。
チタウリ襲撃の一件後、改心してソーに協力する場面も。
チタウリから特殊な杖を譲り受け、地球に持ち込み、ヒドラに奪われてしまう。
エリック・セルヴィグ
天体物理学の教授。
地球にやってきたソーを助け、ソーから最も信頼される地球人。
インフィニティ・ストーンの研究のためにS.H.I.E.L.D.に協力したこともある。
よく操られたり、洗脳されたりする。
ホークアイ / クリント・バートン
S.H.I.E.L.D.のエージェント。
弓の名手で様々な種類の弓を扱う。
ロキによって洗脳されるが、ブラック・ウィドウによって洗脳が解かれた後はアベンジャーズの一員として敵と対する。
弓以外にも体術も優れるが、中身は普通の人間なので攻撃には弱い。
アベンジャーズでは遠方の敵を倒す狙撃手。
ブラック・ウィドウ / ナターシャ・ロマノフ
S.H.I.E.L.D.のスパイエージェント。
特別な超能力は無い普通の人間だが、スパイの訓練を受け、秘密を巧みに聞き出す話術や、軽やかな体術で敵を倒したり沢山の武術を扱う。
アベンジャーズではスマートに敵を倒す女ファイター。
ニック・フューリー
S.H.I.E.L.D.の元長官。
アベンジャーズ計画を遂行するため、実際にそれぞれの作品にも一部出演してアベンジャーズのメンバー全員とコンタクトを取った、アベンジャーズの形を作った人物。
S.H.I.E.L.D.に裏切られた後に、S.H.I.E.L.D.に攻撃され、生死を彷徨う。
九死に一生を得た後も、公には自分は死亡したとして、S.H.I.E.L.D.を離れて独自で活動することに。
マリア・ヒル
S.H.I.E.L.D.のエージェント。
ニック・フューリーの右腕と言えるぐらい共に行動し、ニック・フューリーも大きな信頼を置いている。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のエンディングでは「スターク・インダストリーズ」の会社を訪れている描写があった。
フィル・コールソン
しかし実際は死んでおらず、一命を取り留めた後もS.H.I.E.L.D.でエージェントとしての仕事をこなしている(連続ドラマ「エージェント・オブ・シールド」にて)。
バロン・フォン・ストラッカー
元S.H.I.E.L.D.の科学者で、ヒドラのリーダー。
第二次世界大戦中にヒドラを結成し、その後も特殊な血清を打ちながら老化を抑えて生き延びている。
サノス
エターナルズと呼ばれる超人種の突然変異で生まれた宇宙人。
悪の親玉で、強力な力と念力などを持つ。
数々の刺客を従えてインフィニティ・ストーンと呼ばれる6つの石を集め、宇宙を滅ぼそうと企んでいる。
インフィニティ・ストーン(ジェム)
強力で不思議な力を持つ全部で6つあるインフィニティ・ストーン。
それら全てを集めて始めて完成するインフィニティ・ガントレットと言う手袋は宇宙を滅ぼすほどの力を持っている。
これを作るべく石を集めているのがサノス。
S.H.I.E.L.D. (シールド)
第二次世界大戦後に創設された機密国家組織。
国家を脅かす事案に対して水面下で処理をするエキスパートの集まり。
世界に知れ渡るかも知れない大きな事件もS.H.I.E.L.D.の力で無かった事のようにできる程の力を持つ。
地球外生命体との戦いでも前線に立ち、超人的な能力を持つ者をリストアップし、監視もしている。
ニック・フューリー長官を筆頭にアベンジャーズ計画を発足させる。
その後、高官の裏切りによって事実上の組織崩壊。ニック・フューリー長官は姿を眩ませている。
アベンジャーズ
スーパーヒーローたちから成る最強チームの総称とその計画名。
S.H.I.E.L.D.によって造られた。
ヒドラ / ハイドラ(HYDRA)
第二次世界大戦中にキャプテン・アメリカと対決した秘密組織。
現代になっても、その意思を受け継いだ者達が悪事を働いている。
チタウリ
宇宙人種族。
地球を侵略する為にロキと手を組んで襲撃するが、最終的にアイアンマンによって戦艦に核ミサイルを撃ち込まれ撃墜される。
ヴィブラニウム
希少な地球外の金属。
キャプテン・アメリカの盾にも使われており、振動の吸収に優れ、破壊することはほぼ不可能。
X-メンのウルヴァリンの身体に埋め込まれた金属アダマンチウムはこの金属を解析して作られたもの。
アイアンマンの新型アークリアクターにも使われている。
前回の戦い
ソーの弟であるロキはチタウリと呼ばれる宇宙人達と地球を侵略することで手を組む。
地球にやってきたロキはS.H.I.E.L.D.が保管していたコズミックキューブを奪ってしまう。
S.H.I.E.L.D.はヒーロー達を集めた最強のチーム「アベンジャーズ」を結成し対抗するために、各地からヒーロー達を集める。
しかし集められたヒーロー達は保管されていたコズミックキューブを兵器として利用しようとしていることを知り、S.H.I.E.L.D.と手を組むことを拒み、チームは結成前に崩壊。
そんな中、ロキを捕らえたS.H.I.E.L.D.だったが、簡単に逃がしてしまい、ロキはコールソンを殺してしまう。
コールソンの死を知ったヒーロー達はロキを止めるという目的で一致団結。
そしてついにチタウリが地球へ襲来。
キャプテン・アメリカを始め、アイアンマン、ソー、ホーク・アイ、ブラック・ウィドウ、ハルク等が力を合わせてチタウリの襲撃から地球を救い、ロキはコズミックキューブと共に故郷へ送られることに。
これからのアベンジャーズ
新たなアベンジャーズのメンバーは
スカーレット・ウィッチ
クイックシルバー
ビジョン
の3名。
新たなキャラクター
ウルトロン
スタークが始めたウルトロン計画によって生み出された人工知能ロボット。
暴走によって地球もろともアベンジャーズを危機に追い込む。
スカーレット・ウィッチ / ワンダ・マキシモフ
過去作:「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
テレキネシスの能力を持つ。
ストラッカーの策略で敵となるが、新たなアベンジャーズのメンバー。
原作ではX-MENマグニートの娘。
クイックシルバー / ピエトロ・マキシモフ
過去作:「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
スカーレット・ウィッチとは姉弟。
超高速に移動が出来る能力を持つ。
ストラッカーの策略で敵となるが、アベンジャーズと協力して人々を助ける。
原作ではX-MENマグニートの息子。
ビジョン
ウルトロンによって作られた人工肉体に、スタークが開発したAIシステムジャービスを内蔵したアンドロイド。
インフィニティ・ストーンの力とヴィブラニウム金属の身体を持つ。
新たなアベンジャーズのメンバー。
今回の戦い
東欧の国ソコヴィアでロキの杖を使い、人体実験を行っていたヒドラ。
そこにアベンジャーズが駆けつけ、ワンダとピエトロと対したアベンジャーズ。
そししてワンダの能力によって幻覚を見せられ、その中でスタークがアベンジャーズの敗戦を目撃。
さらに自分なら救えたかも知れないと言う幻覚も見る。
その後、ロキの杖を奪還し、スタークはその杖から人工知能アンドロイド”ウルトロン”を作り出す。
しかし世界平和のために作ったウルトロンに自我が芽生え始め、アベンジャーズと向き合うことに。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」は2015年7月4日に日本劇場公開です!
感想UPしました↓
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