映画『サボタージュ』感想(あらすじ&ネタバレあり)

その後、飲食店にてジョン、ブレントウッド、そして後から来るグラインダーと3人で話し合うことに。

そこでジョンは家族を失ってからチームのために尽くしてきたが、こんな結果になってしまったことを悔やんでいると。

そこにグラインダーがやってきて

Sabotage33

話を始めようとした瞬間、グラインダーの脳天が何者かに狙撃される。
すぐに伏せたジョンとブレントウッドは何とか追撃を逃れる。
そこで絶命するグラインダー。

そして新たに発見されるもう一人の隊員の死体。

ジョンの目の前に現れた犯人とのカーチェイスと攻防戦。
果たして犯人は。
犯人の目的とは。

そして真犯人が明かされる。

この作品を観るには

感想とか

戦闘シーンは一級品

流石のデビッド・エアーと言わんばかりに、敵地に乗り込んだ特殊部隊の戦略や行動など、緊迫感を誘う様なカメラワークも素晴らしかったです。

「ここは俺が!」とかではなく、きちんとチームとしてのまとまりがあり、そのチームワークは如何にして成り立ったのかという物語からの戦闘シーンにおける銃撃戦はかなり見応えがありました。

Sabotage09

沢山撃ってるのに全然被弾しないじゃん!というお約束も無く、モブキャラ以外もきちんと被弾もするし、そこまで殺すのかよ というぐらいに登場人物を次々とリタイヤさせていく点など、色々な意味でやりすぎな映画でした。

一体誰が!?

この映画の見所の一つが、序盤から出てくる黒幕の存在。
これが一体誰なのかというのがラストまで明かされず、お前だったのか!という所からさらにもう一枚真実が絡んでくるなど、アクションだけではなくミステリーとしても十分な面白さがありました。

Sabotage35

ただ色々なところのキャッチコピーで「今回のシュワルツェネッガーは善なのか?悪なのか?」や「今度のシュワルツェネッガーには裏がある」と謳ってる時点で、この映画の黒幕が誰なのかバラしてるようで残念。

シュワちゃんだけじゃない

主役のアーノルド・シュワルツェネッガー以外にも魅力的な役者が揃っています。

まずは、映画「アバター(2010)」で主役のジェイクを演じたサム・ワーシントン。

Sabotage23

さらに映画「アイアンマン(2008)」で初代ローディを演じたテレンス・ハワード。

Sabotage21

など、その他にも味のあるキャラクターが沢山出てきます。

しかし流石に歳もあるのか、シュワルツェネッガー一人での激しいアクションは控えめ。

Sabotage25

その代わりに上の二人を含む様々なキャラクターがシュワルツェネッガーをサポート。

Sabotage10

今まで独断で暴れていたシュワルツェネッガーにはあまり見られなかったチームアクションを繰り広げてくれます。

結構グロい

個人的にグロテスクな描写には耐性がありますが、それでもこの映画で描かれる死体はなかなかのグロさでした。

身体から内蔵が飛び出ているのは当たり前に、脳天に銃弾を撃ち込み、そこから血がドバドバ出るなど、なかなかショッキングな映像が平気で盛り込まれています。
そこいらのグロテスクを謳ってる映画よりもストレートな表現で描かれているので、グロ系が好きな人はそこそこ見応えがあるかも知れません。

ただし、一部便器から汚物が逆噴出する点はグロ耐性どうこう関係なく気分を害する人も多いと思いました。

この作品を観るには

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