映画『ゼロ・グラビティ』感想(ネタバレ&あらすじ有り)

ここでコワルスキーはライアンと繋がっていたロープを自ら外し、そのまま飛ばされていく。
動揺するライアンを無線で落ち着かせ、宇宙ステーションの中まで誘導するコワルスキー。
どんどん小さくなっていくコワルスキーにライアンは「必ず助ける」と言うが、コワルスキーはそれを却下。
中国の宇宙ステーションに向かえと指示。
そして通信が途絶え、酸素の無い中何とか宇宙ステーションの中に入り込んだライアン。

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宇宙ステーション内の通信システムでコワルスキーに呼びかけるが返事が無い。

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そして生存者はライアンのみとなった。

すると突然警報が。
コンピューターには火災発生の文字が。
すぐに火災現場に向かい、消火活動するが、火の勢いは衰えず、向かってくる炎に対して脱出を決意。

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宇宙船ソユーズに乗り込み、宇宙ステーションとドッキングを解除。
離れたと一安心したが、ソユーズから出ていたパラシュートの一部が宇宙ステーションにひっかかって制御を失ってしまう。
なんとか安定させ。、ライアンは宇宙服を着て船外に。
引っかかっていたロープを外す作業に。

するとそこに再びロシア衛生の破片が襲来。

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宇宙ステーションを次々破壊していく中、なんとかロープを外し、ソユーズの中へ。

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そしてソユーズを中国の宇宙ステーションに向け、エンジンを始動させるが燃料切れで動かず。
無線を発信するが応答は無い。

そして気温が-250度以下にもなる宇宙。
指が思うように動かなくなる中、AM周波数で音声を拾い、助けを求めるライアン。
しかし相手は地球の男性。ライアンの危機的状況もよく理解しておらず、陽気に振る舞う。
そんな男性にライアンは無線で聞こえた犬の声を聞かせてと。

それらのやりとりはこちらのショートムービーで男性側のスピンオフとして公開されています。

そしてライアンはソユーズ内の酸素濃度を下げ、自殺を図ることに。

意識が遠のく中、ソユーズの窓に人影が。
それは宇宙の彼方へ消えていったコワルスキーの姿だった。
コワルスキーはソユーズの中に乗り込むと、どこかで手に入れたウォッカを飲み出す。
ライアンは燃料が無くてどうしようも無いと。
するとコワルスキーは宇宙船が着陸の際に逆噴射でスピードを抑える着陸用のジェットがあると。

ライアンはその方法に躊躇するが、コワルスキーはライアンの背中を押すように子供の死以上に辛いことはない。それでも生きた君はもう一度大地を踏みしめろと。

再び意識がもうろうとするライアン。

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