映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』感想(あらすじ&ネタバレあり)

ただただ怒りにまかせてバッキーを叩くトニー。

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洗脳されて(殺したことも)覚えてもないのか?と聞くトニーに一人残らず覚えていると答えるバッキー。
そして母の敵だとバッキーの左腕を破壊。
荒れ狂うトニーを止めようとするスティーブだが、戦いのパターンを読まれたスティーヴはついに追い詰められてしまう。

彼は友人だと訴えるスティーヴに、ボクもそうだったと嘆くトニー。

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果たして戦いの結末は。
一方、逃げたジモの前にはティ・チャラの姿が。

そしてスティーブからトニーへ送られた手紙と携帯電話の意味とは。

この作品を観るには

感想とか

今回のスタン・リー

本編ラスト。配達員の役で出演しています。

華麗な体術アクション

冒頭から繰り広げられる数々のアクションは圧巻です。

さらに進化した盾アクションも必見です。

特に手から光線を出すような超能力が無いキャプテン・アメリカブラック・ウィドウ華麗な立ち回りは、他のマーベル映画とは一線を画していると言っていいほど、見応え爽快感がありました。

敵を追いかけるだけでも、パルクールを意識した動きや、ただ拳銃を掴むだけの細かな動きまで、緻密に計算されているのが分かります。

またもアイアンマンが不憫

元々高飛車なアイアンマンも、映画「アベンジャーズ」では自らの命を賭けてニューヨークを守るカッコいい勇士があったものの、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」ではやること全てが裏目に出て、

今作では恋人に距離を置かれ人の話も聞かず全力疾走していたら、それが間違いで、仲間を巻き込み、そのせいで親友は下半身不随に。

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さらに親を殺した犯人が見つかった上に、友達だと思ってたキャプテン・アメリカがその犯人を庇って見方をしてくれない

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こんなアイアンマン見たくなかった!と沢山の声が聞こえてきそうなぐらいに、アイアンマンが行ってはいけない道へドンドンと歩いて行くのが、見ていてちょっと辛かったです。

映画ラストのキャプテン・アメリカの計らいには感動しましたが、もうちょっとトニー・スタークを救う何かが欲しかったですかね。

アイアンマンの映画?

元々キャプテン・アメリカとアイアンマンが代表の映画なのですが、ただタイトルにもなっているキャプテン・アメリカの存在感がアイアンマンに負けているのが気になりました。

前半はきちんとキャプテン・アメリカの物語でした。
アベンジャーズをまとめるキャプテンとして、格好良かったです。

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ただ後半はほとんどアイアンマンにスポットが向きすぎて、キャプテン・アメリカの存在感が薄れていく感じが。

後半に行くに連れて私の中では「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」から「アイアンマン/シビル・ウォー」に変わっていました。

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つまり、この映画は「キャプテン・アメリカ3」であり、「アイアンマン4」でもあるというぐらいにアイアンマンの存在も濃い作品でした。

次回作は?

スパイダーマン:ホームカミング(原題)

本作のエンドロール後には、2017年に公開予定の「スパイダーマン:ホームカミング(原題)」に繋がるカットと共に「スパイダーマンは帰ってくる」と文字が出ました。

スパイダーマンの映画化権に関する詳しい経緯はこちらの次回作の欄に書いてありますので、知らない方はどうぞ。

と言う訳で、アメイジング・スパイダーマンの失敗から心機一転、新たなシリーズとなるトム・ホランドのスパイダーマンには、本作でピーター・パーカーに特注のスーツをプレゼントしたトニー・スタークことロバート・ダウニー・Jr.も出演すると発表されています。

本作では既にベン叔父さんを亡くした後の設定だったので、再び1から焼き直すのか、それとも今作の続きから描くのか。
どちらにせよ、今作のスパイダーマンの動きを見て、まだまだスパイダーマンの可能性を感じたので、期待したいところです。

キャプテン・アメリカの次回作は?

次にキャプテン・アメリカが登場する作品は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー PART1」だと予定されています。
恐らくここで今回眠りについたバッキーも目覚めることになるのでしょうか。
まだまだ先の作品なので、気長に待ちましょう。

アイアンマン4?

「スパイダーマン:ホームカミング(原題)」にはトニー・スタークの登場はあるようですが、では「アイアンマン」としての登場は?と気になるところですが、これもまたキャップと同じく「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー PART1」になると見られていましたが、ここにきてその中身のロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマン4の制作に意欲を見せているようで。

まぁスタジオから発表された訳では無いので、やる気はあるんだー程度で捕らえておきましょう。

ドクター・ストレンジ

マーベル・シネマティック・ユニバースの作品の流れでは、恐らく新しいスパイダーマンよりも先に公開されるであろう「ドクター・ストレンジ」も要チェックです。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2

これも、公開予定の順番ではスパイダーマンよりも先に予定されており、2014年に公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編です。

ただし、「ドクター・ストレンジ」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」はアベンジャーズと関わるのはまだまだ先の話なので、今作の自然な流れの続編はやはり「スパイダーマン:ホームカミング(原題)」となるのでしょう。

ブラックパンサー

また、本編で初登場したブラックパンサーの映画もマーベル・シネマティック・ユニバースの作品として製作予定です。

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