すると暴走トラックの目の前の道路に落としてしまった書類を回収する男を発見。
スパイダーマンは、その男を華麗に救出し、驚き動揺する男に「大丈夫か?マックス」と。
名を呼ばれた男はそれに驚いたが「首から掛けた社員証に書いてある」と、立て続けに「キミが必要だ。僕の目と耳になってくれ」とノリノリで男に語りかけるスパイダーマン。
再びトラックを追い、トラックから犯人を次々と退治。
そして運転していた男も取り押さえ、急いで卒業式会場へ戻るピーター。
卒業式では主席卒業生としてスピーチするピーターの恋人 グウェン・ステイシー。
そして卒業証書授与式が始まり、ギリギリで間に合ったピーターは壇上でグウェンと熱いキスを交わす。
その夜、ステイシー家の食事会に呼ばれたピーターだが、突如グウェンの父である ジョージ・ステイシー の「絶対にグウェンを巻き込むな」と言う最後の言葉を思い出し、足がすくむ。
店の外でモジモジしているピーターを発見したグウェンがピーターの元に行くと「ずっとキミのお父さんの事が引っかかって どうしたら良いのか分からない」と。
「そのことは関係ない」と言うグウェンに「キミに近づかないと誓ったのに、キミの家族とは食事はできない」とピーター。
でも愛してるというピーターに見限ったグウェンは恋人関係の解消を告げる。
そして二人は別れることに。
そんな中、ニューヨークではスパイダーマンが必要かどうかの論争が巻き起こっていた。
しかしその最中でも大きな事件から、小学生のいじめ現場までも次々と人を救っていったスパイダーマンは、やはりグウェンとの別れを受け止められずに居た。
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一方、暴走トラックの事件でスパイダーマンに助けられた男、マックスはそれからすっかりスパイディー信者になっていた。
それは妄想を越えて、スパイダーマンとは親友で自分の誕生日を祝いに来てくれたとケーキを用意するなど異常なほどにまで膨れあがっていた。
そんなマックスはオズコープ社で働く電気技師で、オズコープが誇る電気システムにはマックスが提案した技術がいくつか使われていたが、他の社員は誰もマックスを尊敬せず、むしろ雑に扱っていた。
この日も出社しては上司から雑用を押しつけられる始末。
そんな時、マックスはエレベーターでグウェンと出会う。
場所は変わってオズボーン家。
オズコープ社の社長 ノーマン・オズボーン の息子である ハリー・オズボーン が海外から帰国。
ノーマンの部屋に案内されたハリーはそこで変わり果てたノーマンを見て驚く。
身体は緑色に、衰弱したノーマンは、これはオズボーン家に代々引き継がれる 呪い だ。私もお前ぐらいの歳に発症した。と。
二人には長年の確執があったが、ノーマンは最後に、私は果たせなかったが、お前の知能なら成功させることが出来るかも知れない。と自分の仕事の集大成が詰まった端末を譲り渡し、そのまま息を引き取るノーマン。
そしてオズコープ社の重役が揃った会議で若き社長となったハリーは、これからのオズコープのやり方を話し合うことに。
そこでノーマンのアシスタントをしていた フェリシア を見つけ、フェリシアを自分のアシスタントとし、今からここに居る重役は全員フェリシアの部下にすると命令。
呆気にとられる重役達。
一方でピーターはテレビのニュースを通して、ノーマンの死とオズコープ社の社長がハリーになったことを知り、ハリーの元へ会いに行くことに。
オズボーン家に来たピーターはハリーとは8年ぶりの再会だと。
久々の再会に少し壁がある二人だったが、親友にしか分からない自分の心の苦痛を分かってくれるピーターの言葉にハリーも心を開き、本当の再会を果たす。
そして二人は外に出てお互いのこれまでを語り合い、そこでグウェンのことも話すが、またも苦悩を見せるピーター。
そんな中、オズコープ社ではマックスが上司から、配電に不具合が起きたと、残業を強いられることに。
仕方無く問題のある箇所に行くと、そこにはデンキウナギが大量に飼育された水槽がいくつも。
直ぐさま原因を見つけたマックスは配電を直すために、一度電源を落とすように担当に電話をするが、担当は既に退社しており、仕方無くそのまま配電を繋ぎ直すことに。
そして配電を手に取り、接続した瞬間、大量の電流が流れ、感電したマックスはすぐ下にあるデンキウナギの水槽に落下。
そこでさらに感電。変わり果てた姿になってしまう。
するとオズコープ社の重役である ドナルド・メンケン はマックスの事故を隠蔽。
さらに世間からのハリーへのバッシングを恐れ、エージェントを雇い、ハリーに社長を辞めさせるよう裏で計画を進める。
そんなマックスの遺体が安置されている解剖部屋では、マックスの遺体が突如動きだし、青白く光る身体に変わり果てたマックスが起き上がり、困惑しつつもそこから脱走。
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一方でピーターの携帯にグウェンからの呼び出しコールが。
久々の再会に、どこか余所余所しい二人。
そろそろ友達に戻ろうと提案するグウェンと久々の楽しい会話を交わす二人。
するとグウェンが突然「私イギリスに行くの」と研究のため面接が受かったらニューヨークを離れると告白。
動揺するピーターだったが、その時 背後に嫌な雰囲気を感じ、タイムズスクエアの方を見つめる。
ピーターの向く方を見たグウェンが再びピーターの方を見ると そこにピーターの姿は無かった。
タイムズスクエアでは脱走したマックスがフラフラと中心部を目指して歩いていた。
マックスは街に走る配電線を可視化する能力を持っており、そこにある一番電力のある場所を求め、そこに手を突き 電力を身体にため込んでいた。
すると近くに居た警官がマックスを不審に思い、周りの市民を退避させ、マックスに呼びかける。
その声に反応して顔をあげたマックスだが青白く光る顔に警官は驚き銃を向ける。
銃を向けられたことに混乱したマックスは右から向かってくる車を不意に投げ飛ばしてしまう。
すぐにパトカーに囲まれ、俺は悪くない! と弁解するマックス。
集まるメディアに、タイムズスクエアのオーロラビジョンに次々と映し出されるマックス。
すると警察が一気に応戦。
それに反発したマックスはパトカー共々吹き飛ばしてしまう。
すると、そこにスパイダーマンやってきたのを見て落ち着きを取り戻すマックス。
何が起きたか理解できないマックスと話し合おうとするスパイダーマンだが、次の瞬間 スナイパーを構えた警官によって狙撃され、銃弾を受けたマックスは怒りで周りの看板を吹き飛ばしてしまう。
その落ちてくる看板などから市民らを救うスパイダーマン。
するとオーロラビジョンには次々とスパイダーマンが映り、周りの野次馬もスパイダーマンコール。
マックスは 自分はスパイダーマンの人気上げに利用された と怒りを露わに、スパイダーマンめがけて強力な電流を放つ。
その電流で片手のウェブシューター(糸を出す装置)が壊れてしまうが、なんとかそれでも片手のウェブシューターのみで市民を守り抜く。
激しい争いの末、何とかマックスを押さえ込むことに成功。
部屋に戻ったピーターはベッドに横になり一息つくと、ふと目に入ったリチャードが残した遺品の鞄を取り出し、再び父親について調べることに。
鞄に入っていた「ルーズベルト」と言う言葉についてパソコンで検索。
そして部屋中にありとあらゆる関連する情報をプリントしては貼っていく。
しかし有力な情報にはありつけず。
さらに電流で壊されたウェブシューターを壊れないように改良しようとするも、結局上手くいかず。
一方、オズコープ社ではノーマンと同じ症状が現れ始めたハリーが、ノーマンから譲り受けた端末を不意にテーブルの上に落としてしまう。
すると端末が起動し、いくつかのファイルが閲覧出来るように。
その中にあった動画を見て、ハリーはピーターを呼び出すことに。
オズコープ社に呼ばれたピーターはハリーからリチャードとノーマンの二人が、どんな病気でも治癒できる蜘蛛を開発中だといった動画を見せ、しかし人体実験の成功例は無いが、もしかしたらスパイダーマンはその蜘蛛に噛まれてその能力を手に入れたんだと。
そのスパイダーマンの血が欲しい。それで自分の命を伸ばすことが出来ると言うハリー。
ピーターはスパイダーマンである自らを写真に収め、それを売っており、それを知ったハリーはピーターがスパイダーマンと知り合いだと踏んで、この事をスパイダーマンに頼んで欲しいと。
乗り気では無いが探してみると言い、オズコープを後にするピーター。
そして家に帰ると、ピーターの部屋でピーターの帰りを待っていたメイ叔母さん。
叔母さんはピーターの部屋に貼られた大量の紙を見てピーターが父親のことを調べようとしていることを知り、怒りを露わにする。
ピーターは 今までそのことを聞いても教えてくれなかった と反論。
それに叔母さんは あなたを捨てた最低な父親の事を話してあなたを傷つけたくない と。
育ててくれた感謝と叔母さんへの愛について語るピーターに重い口を開く叔母さん。
そしてリチャードは大金の為にノーマンを裏切り、オズコープ社から資料を持ち出し、家族を見捨てたと叔母さんから知らされ、困惑するピーター。
翌日、スパイダーマンの恰好でハリーの家を訪れたピーター。
血を渡すことを拒否するスパイダーマンに、どうせ死ぬんだから!金が欲しいのか?と声を荒げるが、キミを守るためだ と去って行くスパイダーマン。
スパイダーマンに失望し、荒ぶるハリーの元にフェリシアが、あなたの探している蜘蛛を知っているかも と。
ハリーの知らない所で蜘蛛の毒のサンプルをスペシャルプロジェクトと名付けられた施設に保管していることを知る。
そしてハリーはすぐにスペシャルプロジェクトと名付けられたファイルにアクセス。
そこで異常犯罪者として捕らえられたマックスに対する身体実験映像などを発見。
するとすぐにファイルへのアクセスが拒否。
と同時にハリーの部屋へドナルドとエージェントが。
ドナルドはマックスの事故の隠蔽捜査をハリーの仕業だと濡れ衣させ、ハリーを社長の座から降ろし、自らが取締役を勤めることに。
一方ピーターは部屋に戻ると、親友をどうにも助けられなかった気持ちから物に当たる。
そしてリチャードの遺品を投げつけた時、その中から大量のコインが。
そのコインを見て、すぐにパソコンで調べてみると、ニューヨークの地下鉄に、ルーズベルト大統領を市民の目に触れないように移動させるための秘密の駅がある都市伝説を見つける。
そしてすぐにルーズベルト駅があると言われている地下鉄に乗り込み、そこでそれらしき駅を見つける。
近くにあった改札にリチャードのコインを入れてみると、そこから秘密の研究施設が現れ、そこにあったパソコンでリチャードが死に際に送信したファイルを発見。
リチャードの動画には、オズコープは裏で生物兵器を作ろうとしており、リチャードは裏切られたと。さらに開発中の蜘蛛の毒は私か、私と血の繋がる者にしか適合しないと。実験のデータを全て削除できなかったが、研究データを持って逃げると、真実を知ったピーター。
そして最後に息子ピーターへのメッセージと共に動画は終了。
一方で社長の座から落とされたハリーは、マックスが捕らえられている異常犯罪者の実験施設に潜り込み、マックスの元へ。
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マックスと契約を交わし、スパイダーマンに仕返しさせてやる代わりに俺をオズコープ社に侵入させろと言うハリー。
「お前が必要だ」との言葉に乗ったマックスはついには実体を電気化させて空間をすり抜けて移動できるまでに進化し、エレクトロと呼ばれることに。
そしてハリーと共にオズコープ社へ乗り込み、エレクトロの力によってエージェントを軽々と倒す。
ハリーはエレクトロを解放し、ドナルドを脅して蜘蛛のサンプルが保管されている場所へ向かう。
オズコープ社の地下施設でサンプルを注射するハリーだったが、それが適合せず突然苦しみだす。
すがるようにそこにあった戦闘用のスーツに身を包み、生命維持装置を起動。
そして息を荒げながら兵器用に開発されたグライダーに乗り込むハリー。
そんな中、ルーズベルト駅を後にしたピーターはグウェンからの留守電に気付く。
内容は、これからイギリスに発つというものだった。
そしてそのグウェンは空港へ向かうタクシーの中。
渋滞の中、運転手が「スパイダーマンだ!」と、グウェンが目を向けると、向かいの吊り橋に大きく糸で描かれた「I LOVE YOU」の文字が。
そして二人は橋の上で愛を語り合い、ピーターもイギリスへ行くことを決め、熱いキスを交わす。
すると突然ニューヨークの明かりが失われる。
きっとマックスの仕業だと。でもまたウェブシューターを壊されるというピーターに磁化させたら?と言うグウェン。
すぐに近くの車のバッテリーを使って、ウェブシューターを磁化させ、耐電性を確保。
そしてエレクトロとの戦いが始まり、舞台は発電所に。
完全に歯が立たないスパイダーマン。
ついには捕らえられてしまうが、駆けつけたグウェンに危機一髪助けて貰う。
そしてエレクトロの蓄える電力をオーバーさせて爆発させると言う作戦に賭けることに。
そして切れた送電線をウェブシューターを使って繋ぎ、そこにエレクトロを誘導。
ピーターの合図でグウェンが発電システムをリセット。
一気にエレクトロに大量の電気が送られ、エレクトロの蓄えられる電気の許容範囲を超え、エレクトロは消滅。
街に明かりが戻り、歓喜する市民達。
そしてスパイダーマンも一件落着と肩の力を抜くが、そこにグライダーに乗ったハリーが。
>今作では、自分が彼女に対して素直に向き合えない葛藤。そして彼女を守るためにも悪と対決してきたピーターが最後には”彼女のため”から”ニューヨーク市民のために”と言うベクトルの変化を見せたヒーローとしての成長が見られました。
結構多めにニューヨーク市民助けるシーンあって、
ボロボロにもなってて
しかもイギリスにも人々を助けるためを大義にして行こうとしてるのに
私的な感想も何もストーリーの批評がいきなり的外れでワロタwww
コメントありがとうございます。
仰るとおり、基本には「街の平和のため」がありますが、アメイジング・スパイダーマン、アメイジング・スパイダーマン2でのスパイダーマンには「彼女のため」と言うラブストーリーも半分含まれていると解釈しています。
イギリスに行こうとしたのは彼女の存在があったからだと私は解釈しております。
そもそもグウェンの留学が無ければイギリスの話自体が無いわけですから。
今作でその彼女を失ってしまい、ヒーローとしての行き場が無くなり、5ヶ月もの間スパイダーマンとしての活動を辞めていた中で、彼女の卒業演説での
「たとえどんなことが起きても、自分の信じるもののために闘おう。
たとえ夢が叶わなくても、きっと後悔はしないから。」
これでピーターはグウェンの思いとヒーローとしての在り方を再確認し、ベクトルが「ニューヨーク市民のため」へと大きく動いたという様に私は捕らえたので この様な感想を書かせて頂きました。
NUKは単に読解力無いだけ、スターミントさんの感想はあっていると思う。
まぁ感想は人それぞれだが「的外れ」ということは無い。
ただ、昨晩久しぶりに観直してみて思ったのは脚本が安直。
原作に近づけようとしたのかもしれない、更に今の時代にも合わせようとしたのかもしれない。
「スパイダーマンTM」の方が人気があったのは、原作に無い部分と原作の部分の融合がうまかったのだろう。
確かに原作でもグウェンはグリーンゴブリンに殺されるが、無理に2作目で殺さなくて良かったのでは?とも思わせる。どうせグリーンゴブリンをいきなり2代目からスタートさせるならグウェンの死も急ぐ必要は無かった。
また、人間関係が恋愛関係に偏りすぎ、ハリーとの流れも急ぎすぎ
伏線も多く、いろいろ詰め込んだ結果、全体的に薄くなってしまったように思える。
「アメコミ加減」で言うとアメイジングの方がアメコミ風、だがこれは「映画」だ。アメコミの1コマ分の映像は数分になりかねない。
故にまるでアメコミのダイジェスト版になっているかのよう。それだから薄い。
自分的にはやはりアメイジングシリーズは駄作に近い。観直してみて更にその気持ちは強い。
もうひとつ、アメリカでの興行不振は前シリーズが昨今良くある「成長系3部作」であり、明→半明半暗→暗の流れの後であり、そこにいきなり底抜けの明がくると「軽すぎ」。アメリカ人の好きな「人助け」も前作ではあまり無い。その分「恋愛」だしね。
で、2作目は?となっても結局ラブラブ。成長はしてるのだろうが、結局「葛藤」するのは恋愛面だけ。
両親の死の真相、がわかってもそこからの発展はハリーの頼みを拒絶したことくらいしか印象には残らない。てか両親の死の真相を題材にしてしまったら、それだけで1作分になってもおかしくない。結局詰め込みすぎ。
前作では両親の死の真相、あったっけ?
脚本家は前シリーズの執筆者やハリーポッターシリーズの執筆者を集めているのだがごちゃごちゃしすぎで監督も代表作は1作のみ。前シリーズに比べると力量不足だったかも。
次作の「ホームカミング」も現時点では期待が薄い。
監督はスリラー・ホラー出身、脚本家もアメイジングほどではない。
主人公もより一層「かわいらしい少年」になっている。
あくまでも「アベンジャーズのスピンオフ、もしくは布石」になりかねない。
個人的には、いい加減何でもかんでもアベンジャーズの布石にするな!と思いますね。トニースタークもしゃしゃり出るようですし・・・・
長文乱文で申し訳ない
恋人死んだのが悲しい。せっかく留学決まったのに。
最近のアメリカ映画は中国にこびてるよね。
中国市場が大きいからしかないのだろうけど。
今回も中国人救出シーンがあった。