【Switch】純正プロコンのカスタム背面ボタンをレビュー
使用感
ボタンの感触は「カチッ」としっかり目
背面ボタンの感触ですが、どのボタンもカチッと押し込むタイプのボタンで、ABXYの様なゴムのフニャっとした感触ではなく、+や-の様な感触です。
背面ボタン外側(K1、K2)は、わりと しっかり目な押し込み具合で、ちょっと連打はし辛く感じる堅さです。
逆に内側(K3、K4)は外側と比べると、若干軽めの押し込み具合でした。こちらも配置の関係上、連打はし辛く感じました。
フィット感はそこそこ
手でコントローラーを握った時のフィット感ですが、元々はProコントローラーそのものなので、手の馴染みは良いです。
背面ボタンもコントローラーをしっかり握った時も邪魔にはなりません。
4つの背面ボタンについて
背面ボタンはこの様に4つに分けられています。
この背面ボタンの位置が丁度 指の力を入れやすい部分に配置されており、それほどストレスなく押すことができました。
少ないストロークでそれぞれの4つの背面ボタンを行き来できるのはとても便利です。
内側はちょっと押しづらい
背面ボタンの外側(K1、K2)はコントローラーを握った際に指がストンと落ちる部分に配置されているのに対して、内側(K3、K4)を押す際には指を伸ばさなければならず、外側(K1、K2)のボタンと比較すると結構押しづらいのが難点です。
これを薬指で押すとなるとかなり押しづらい…。
K3、K4の上部は押せないと思っていい
内側のK3、K4ですが、それぞれ上の部分はデッドスペースとなっており、構造的に押してもスイッチ部に力が加わらず反応しません。
遊んでいる最中に何度か「押せない!」となったので、注意が必要ですが、焦らず中央部分を押す癖を付けておけば問題は無いかと思います。
背面ボタンの同時押しもできる
例えば、K1、K2は普通に両手の指で同時押しできますが、K1とK3、K2とK4のような片側同士の同時押しも、指を伸ばせば可能でした。
もちろん、背面のボタンと表面の標準のボタンの同時押しも可能です。
ジャイロ性能は純正そのもの
なんと言っても、母体は純正のProコントローラーそのものなので、当然ジャイロの感度や性能はそのまま。
この辺りは社外品の互換コントローラーとは違って、任天堂の調整が入ったジャイロ性能がそのまま使えるのは嬉しいところ。
実際にゲームで使用してみて
スプラトゥーン3
スプラトゥーン3で、背面ボタンに「ジャンプ」と「スペシャル」を割り当てて軽くプレイした感想ですが、
まずスプラトゥーン3はボタン配置を換えるキーコンフィグができない分、使いづらいなぁと思っていたRスティック押し込みのスペシャルがかなりやりやすくなりました。
さらにジャンプも割り当てたことで、常にジャンプボタンに指を備えておけることで、かなりプレイの可動域が広がった感じがしました。
モンスターハンターライズ:サンブレイク
次にモンスターハンターライズ:サンブレイクを2クエストほどプレイした感想です。
モンハンでは「回避」と「翔蟲」系に使うボタンを色々試行錯誤して割り当てながらプレイしてみましたが、Rスティックで視点操作をしながら回避や翔蟲アクションを行えるのは結構良いといった印象を持ちました。
私は基本的にアイテムはショートカットを使う派なんですが、背面ボタンに十字キーそれぞれを割り当てて、ショートカットを切り替える使い方も、移動しながらショートカットを切り替えできて かなり良い感じでした。
PS5版と比べて
先にPS5版を試し、その完成度に惚れ込んだ結果、今回のスイッチ版も購入しようと決めた経緯があった為、正直今回のスイッチ版はPS5版には若干劣る感触でした。
性能に違いはありませんでしたが、PS5版と比べると、ややボタンが固く、若干押しづらかったり、比べるとフィット感が少し劣るなど、先にPS5版を体験してしまったが故の見えない部分が見えてしまい、私の中ではちょっと煮え切らない感触となりました。
総評
単純に背面ボタンは非常に便利で、ゲーム操作の幅を広げてくれたのは間違いありませんでした。
設定も一度覚えてしまえば、ゲームのポーズ中に変える事も難なくできるでしょう。
なにより、5,000円代の価格で背面ボタンを手に入れることができるのは、かなりお買い得だと思います。
メーカー保証の失効や故障のリスクはありますが、人によってはそれに見合う価値はあるかと思います。
オススメです。
DISCUSSION