「8BitDo USBワイヤレスアダプター」バージョン(色)別での性能の違いまとめ

Nintendo Switchなどで、他社製のコントローラーを使用することができる様にする「8BitDo USB Wireless Adapter(以下”8BitDoアダプター”)」。

例えばこの8BitDoアダプターをNintendo SwitchのUSBポートに挿すことで、「モンスターハンターライズ:サンブレイク」などSwitchのゲームソフトをPS4やPS5、Xbox等のコントローラーを使用して遊ぶことができるようになります。

この8BitDoアダプターですが、これまでに3種類(色)のバージョンが発売されています。

レンガ色、ブラック色、グレー色

実はこの3色、それぞれで機能や性能に違いがあります

この記事では、それぞれの色にどんな違いがあるのかぱっと見では分かり辛いと思ったので、その違いを勝手にまとめてみました。

レンガ色は旧型、グレー色はPSクラシック対応

まずレンガ色は2018年に発売され、グレー色も同時期に発売されています。

そしてグレー色は3色の中で唯一「プレイステーション クラシック」に対応しています。

グレー色はカスタマイズ不可

しかしグレー色は「8BitDo Ultimate Software」というメーカーが提供しているカスタマイズソフトに対応していないため、ボタンのリマッピング、スティックやトリガーの調整、マクロ機能などには対応していません。

さらにレンガ色に比べてファームウェアのアップデート配信が遅いなど、比較的サポート体勢が弱い印象があります。

ブラック色は新型

そんな中、2021年に発売された新型がこのブラック色です。

新たに「Xbox Series」に対応し、Bluetoothのバージョンも4.0 (Bluetooth LE)にアップグレードされています。

グレー色の唯一の強みである「プレイステーション クラシック」には対応していませんが、
カスタマイズソフトへの対応など旧型の機能は網羅しており、価格差もないので、特に理由が無ければブラック色を買うのが無難かと思います。

スペック表

それぞれの簡単な違いを表でまとめました。

レンガ色
ブラック色
グレー色
対応機器Switch
Windows
macOS
Switch
Windows
macOS
Switch
Windows
macOS
PSクラシック
対応コントローラーPS5(DualSense)
PS4(DualShock4)
PS3(DualShock3)
Switch Pro/Joy-Con
Xbox One
Wii U Pro
Wiiリモコン
8BitDoコントローラー
PS5(DualSense)
PS4(DualShock4)
PS3(DualShock3)
Switch Pro/Joy-Con
Xbox Series
Xbox One
Wii U Pro
Wiiリモコン
8BitDoコントローラー
PS5(DualSense)
PS4(DualShock4)
PS3(DualShock3)
Switch Pro/Joy-Con
Xbox One
Wii U Pro
Wiiリモコン
8BitDoコントローラー
Switchでのジャイロ機能対応対応対応
リマッピング対応対応非対応
スティック感度対応対応非対応
トリガー範囲対応対応非対応
振動強度調整対応対応ホットキーで対応
マクロ対応対応対応非対応
Bluetoothバージョン2.1, Class 24.0 (Bluetooth LE)2.1, Class 2

※ソフトウェアで対応(PS5(DualSense)、PS4(DualShock4)、Switch Pro、Xbox Oneのみ対応)

今回紹介した商品

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