映画『四月は君の嘘(実写版)』感想(ネタバレ&あらすじ有り)

四月は君の嘘 とは

四月は君の嘘(実写版)
日本公開日:2016年9月10日

ヒューマンメトロノームの異名で呼ばれた天才ピアニスト少年は、ある日を境にピアノの音が聞こえなくなり、ピアノを辞めてしまう。
そして高校生になった少年は、あるヴァイオリニストと出会うことで、あの日から止まってしまったモノトーンな世界がカラフルに動き出す。

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原作好きには納得のいかない内容 だと思います。 原作を知らない人は、きちんと感動できるポイントもあるので、それなりに満足できると思います。 原作を予習すると逆にガッカリしてしまうので、原作を知らない方は何も知らないまま見ることをオススメします。

漫画家、新川直司の作品「四月は君の嘘」の実写映画。 2014年にはフジテレビにてアニメ化され大ヒット。その流れで実写化。 実写映画ではお馴染みの、広瀬すずと山崎賢人が主演。 監督は「ただ、君を愛してる(2006)」「Life 天国で君に逢えたら(2007)」「パラダイス・キス(2011)」等を手がけた新城毅彦。 脚本には「ストロベリーナイト(2013)」を手がけた龍居由佳里。

この作品を観るには

これより下記にはネタバレが含まれます

※これ以降は筆者の感想と共に作品の内容に深く関係する記述が多く含まれます。またこれは筆者の私見であり、矛盾や間違い等がある場合があります。それら全て含め、予めご了承頂いた上でご覧下さい。

本作のあらすじ(ネタバレ)

高校の音楽室。

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そこではピアノを弾きながら新譜の音源を耳コピして譜面に起こすバイトをしている公生と、それを聴く椿。
すると、そこにサッカー部の部活を抜けて来た渡が。

3人は小さい頃からの幼馴染みで、公生は二人が見ている世界はきっとカラフルで、自分が見ている世界はモノトーンだと、心の奥に闇を持っていた。

そして下校中に椿から、別のクラスの女の子が渡と会いたいと、次の土曜日に二人を合わせることになり、何故か公生も巻き込まれることに。
そんな中、渡の携帯にはケイコちゃんから電話があり、ウキウキで会いに行くチャラさ全開。

そして公生が自宅に帰ると、そこには紘子さんと娘の小春が。
紘子さんは有名なピアニストで、公生の母親とは仲が良く、公生の才能を見つけ、ピアニストにするべきだと勧めたのは紘子さん。
そんな紘子さんは、公生の父親が単身赴任で居ないときに、たまにご飯を作りに来てくれる。

そして「お母さんにただいまは?」と紘子さんに言われる公生は、少し気まずいような顔をしながらも仏壇にただいまと。
公生の母親は小さい頃に亡くなっていた。

そして約束の土曜日。
集合場所に5分前に来た公生だが、渡と椿はまだ来ない。

するとどこからか、音楽が聞こえ、公生が歩いて行くと、丘の上で子供達と音楽を奏でる女の子が。

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見とれる公生はスマホで写真をパシャリ。

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と、その瞬間にどこからか風が吹き、女の子のスカートがふわり。

と、女の子がスマホのカメラを向けている公生に気付き、盗撮魔!変態!と迫ってくる。
そこにやっと椿と渡もやってきて、その女の子はかをりという名前で、渡と会いたがっていた子だと紹介される。
そしてかをりに「友人A」と紹介される公生。

そして何故か音楽ホールへ行くことに。
何故音楽ホールへ?と問う公生に、かをりは「私、バイオリニストなの」と。

しかし公生は音楽ホールへ行きたがらず、帰ろうとする。
と、そんな公生の手を取り、君も行こと止めるかをりに何も言えずホールまで行ってしまう公生。

そしてヴァイオリンのコンクールが行われている会場に入ると、既に客席には人が。
すると入ってきた公生を見て、客達が「あれって有馬公生だよな?」などとざわつく。

そんな注目も無視して席に座ると、この事を黙っていた椿に文句を言う公生。
言ったら来なかったでしょと、公生をどうしてもここに連れてきたかった様子の椿。

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