接点復活剤は直接当てること
分解をせずにスティックの隙間から接点復活剤を噴射する方法が一部で紹介されているのを目にしますが、コントローラーの内部構造を見ると、スティックの隙間から噴射しても可動部分に復活剤は直接当たらない構造になっているので、恐らく効果はそれほど期待できません。
もしも可動部分に復活剤が届いたとしても噴射した際に霧状に飛び散った微細な液剤や垂れた液剤が少し付着する程度だと思うので、やはり効果は薄いと思われます。
また、本来噴射するべきではない関係の無い基板部分にまで液剤が付着してしまい、そこにホコリやゴミが吸着しやすくなってしまうので、それが原因となって さらなる不具合や故障が発生する恐れもあります。
なお、接点復活剤には成分として石油系溶剤が入っているものが多いので、場合によってはスティックの隙間から噴射することにより、液剤がかかった周辺のプラスチックやゴムを劣化させてしまうデメリットもあります。
復活剤を使う際には、分解をして可動部分にピンポイントで当てることが大事だと思いますので、できれば分解して直接噴射してください(前述した分解の際のリスクは考慮してください)。
隙間から接点復活剤を使いたいのであれば…
もしも僅かな希望で隙間からの噴射を試みる場合には、先に内部に溜まったホコリやゴミを除去する目的でも、まずエアダスターを行ってから復活剤を噴射することをオススメします。
自信があるなら分解をして自己修理
機械の分解に自身がある方はコントローラーを分解して、メンテナンスをするのも一つの方法です。
当然分解をすると保証が受けられなくなるリスクがあるので、保証が無いor保証が失効しても良い&自己責任で分解する自信がある方には一つの手段となります。
どちらも数千円で解決できる方法です。
スティックのズレを調整する基板を取り付ける方法
ドリフトの原因となるスティックのズレを、キャリブレーション(較正)して的確にズレを直す方法を別の記事で紹介しています。
スティックのモジュールを交換する方法
そもそも不具合の原因になっているアナログスティック部分のモジュールだけを買って自分で分解、交換修理してしまう方法もあります。
社外品となりますが、保証が無かったり、事情により公式の修理が行えない場合などの場合に。
修理部品
かくいう私も保証切れで公式の修理ができない事情があったので、1台だけですがこちらの商品でDualSenceを自分で修理をし、今の所は問題無く動いています。
ただ私の場合ですが、購入したセットの中の4個中1つだけ常に↑入力がされ続ける不良品が紛れておりました。
商品レビューにも同じ様な不良品を掴んでしまった方がチラホラいらっしゃるので、不良品が含まれる場合もあることを覚悟しておく必要があります。
もしも購入される方は、取り付ける前にテスターなどで事前に動作チェックをしておいた方が良いかもしれません。
自分で修理なんて面倒だと思った方へ
ここまでの方法を見て、なんだか面倒くさいなぁ…と思った方は普通に新しいコントローラーを購入するのをオススメします。
色々と消耗したコントローラーから新機一転、バッテリーの持ちなども改善できるかも知れません。
これまでドリフトに会ったことはなかったんだけど、この直し方だけはなんとなく覚えてて、この度ついに自分のコントローラもドリフトし始めたから、とりあえずグルグルしてみても直らず、検索してここにたどり着いたら覚えていたやり方が違って、書かれているとおりにやったら見事復活。
救世主よありがとう。
1個はぐるぐるしたらなおったけど、もう1個はなおらなかった。
とりあえずこれで直ったけど一時的なもんなんだろうなぁ
凄い!!本当に直りました!!!
壊れてるのは分かっててずっと騙し騙しで使ってたけど、これで直るとは!
最高です!!!!
僕の友人もコントローラーの調子が悪いって言ってましたけど、PS4のコントローラーってやっぱ壊れやすい?
スティックの上部をふれただけで上に視点が向くのもドリフトというのでしょうか?
コメントありがとうございます。
ドリフトという現象は主にスティックに触れていないのに勝手に動き出すことを指しています。
Okokkさんのようにスティックの上部を触れただけで、恐らく意図していない様に視点が変わってしまうのとは少し違いますが、明らかに異常だと思う場合は故障の可能性もありますので、早めにサポートセンターへ問い合わせて修理をすることをオススメします。