PS5では従来のPS4の「スタンバイモード」に該当する「スリープモード」の様な「レストモード」といったモードがあります。

この記事ではレストモードのやり方や、レストモードの特徴
電源の切り方などのやり方について書き留めておきます。

本体のボタンでレストモード(スタンバイモード)にする方法

PS5本体にある

電源ボタンを「ピッ」と1回 音がなるまで(約1秒程)押す

だけで、PS5はレストモード(スタンバイモード)になります。

本体の電源ボタンをピッと1回鳴るまで押すだけ
初期型(ディスクドライブ有)の電源ボタンの位置
初期型(ディスクドライブがないDigital Edition)の電源ボタンの位置

コントローラーでレストモードにする方法

コントローラーでレストモードにする方法

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PS5のコントローラーで離れた場所から電源の操作をしたい場合には、
コントローラーのPSボタンを短押しします。

コントローラーのこのマークを押します

テレビ画面にコントロールセンターというアイコンの並びが表示されるので、
“電源”を選択します。

右端の「電源」

出てきた項目の中から“レストモードにする”を選択すると、PS5はレストモード(スタンバイモード)になります。

「レストモードにする」

レストモード(スタンバイモード)とは?

レストモードとは、簡単に言うと一時休止モードです。

スマホやパソコンで言うスリープスタンバイの様なものです。

超省電力でPS5を眠らせるモードなので、電源を切るよりも、
次回PS5を起動させる時のスピードが早く、ゲーム状態も復帰できるなど、様々な利点があります。

また、レストモード中のPS5には一応電力は供給されている状態なので、むやみに電源コードを抜かないように注意してください。

レストモード中にできること

レストモード中には下記の動作が可能です。

USB端子に給電をする

PS5が起動していなくても、レストモード中にPS5のUSB端子に繋いでいるコントローラーなどを充電することができます。

常にインターネットに接続する

ゲームソフトやアップデート データのダウンロードをPS5が起動していない状態でも継続することができます。

ネットワーク経由でPS5の電源を入れる

リモートプレイなどでネットワーク経由で遠隔からPS5の電源を入れることができます。

レストモードについてもう少し詳しく

レストモードを もう少し詳しく知りたい方はこちら

詳細を開く 閉じる

PS5をレストモードにすると、PS5はその状態を保持したまま超省電力で眠ります。

そして再びPS5をレストモードから起こすと、前回の状態が復帰します。

レストモードのメリット・デメリット

ゲーム中にPS5をレストモードにすると、次にPS5をつけたときには、ゲームもレストモードにした時の状態から始まります。
ですので、ある意味セーブをする必要もなくなります

これら状態保持の他にも、ゲームソフトやPS5の自動更新コントローラーの充電など、その他にも色々な付加価値がレストモードにはあります。

ゲームを頻繁にやらない方は、電源を切る方が経済的かも知れませんが、レストモード中にはゲームの自動更新もしてくれるので(PS Plusに加入してる場合)、久々にゲームをやろうと思った時に長いアップデートに悩まされることが減る等の利点もあります。

しかし、レストモード中に不慮の事故(停電や電源コードが抜ける、PS5の故障など)があると、レストモードの状態保持は失われてしまうので、注意も必要です。

さらにオンラインゲームの場合は、レストモードにすると、オンライン接続が失われて切断される物もあるので、物によっては最適ではない場合もあります。

レストモードはゲームや状況に合ってる場合に使うようにすると良いと思います。

なお、レストモード中は、超省電力ながらも0.5W~数Wは電力を消費しているので、気になる方は電源を切ることをオススメします。
レストモードではなく電源を切る場合には事前に必ずゲームのデータをセーブするようにしましょう。

レストモードの危険性

上記のようにレストモードには様々なメリットがありますが、一方でレストモード中に落雷や事故などの予期せぬ停電でデータが損失してしまう危険性や、ゲームタイトルによってはレストモードを使っているとトロフィーが取得できないバグなども存在し、いずれもレストモードを使わない事で回避ができます。

ですので、PS5は電源OFFからの起動も早いので、細かくデータをセーブして使わないときにはPS5の電源を切ることをオススメします。経済的にも。

電源を切るには 3秒 ピッ、ピッ

レストモードではなく、PS5の電源を完全に切りたい場合には、
PS5本体にある

電源ボタンを「ピッ、ピッ」と2回 音がなるまで(約3秒程)押す

と、PS5の電源が完全に切れます。

コントローラーで電源を切る方法

コントローラーで電源を切る方法

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PS5のコントローラーで離れた場所から電源の操作をしたい場合には、
コントローラーのPSボタンを短押しします。

コントローラーのこのマークを押します

テレビ画面にコントロールセンターというアイコンの並びが表示されるので、
“電源”を選択します。

右端の「電源」

出てきた項目の中から“PS5の電源を切る”を選択すると、PS5の電源が完全に落ちます。

「PS5の電源を切る」で電源が切れます

電源を切る前には必ずセーブを

また、電源を切る場合にはゲームのデータをセーブをしないとデータが失われるので、電源を切る際には必ずゲームのデータをセーブして下さい

自動でセーブ(オートセーブ)されるゲームタイトルもありますが、タイトルによっては自動でセーブがされない場合もあるので注意をしてください。

どうしてもレストモードにできない場合は…

フリーズやエラーなどによってレストモードの操作を受け付けない場合には、電源ボタンを15秒以上押し続けると、PS5は強制終了を行うようになっています。

強制終了は様々なリスクが伴いますので、PS5が操作を全く受け付けない際の苦肉の手段として行って下さい。

強制終了については別の記事で詳しく解説していますので、そちらを参照して下さい。

トラブルなどの時以外は、15秒以上押し続けることは避けて下さい。

レストモード中かどうかの確認方法

PS5が現在どういう状態なのかは、本体の”電源ランプの色”で判断することができます。

電源ランプの光り方
  • 白色に光っている時は、電源が付いている状態。
  • オレンジ色に光っている時は、レストモード中。
  • ランプが光っていない時は、電源が切れている状態。

この様に本体の電源ランプが光っている時は、電源コードを抜いてしまわないように注意してください。

電源コードを抜く際には、きちんと本体の電源ランプが消えている事を確認して、
もしランプが光っていたら、まずは電源を完全にオフにしてから電源コードを抜くように注意してください。

コントローラーで電源を入れる

PS5はレストモードや電源がオフの状態で、
コントローラーのPSボタンを押すと、離れた場所からPS5の電源をリモコンのように遠隔でつけることができます

PSボタンで離れた場所から電源オン
次のページ:一定時間操作しなかった場合に自動的にレスト(スタンバイ)モードにする方法

次のページでは、一定時間PS5を操作しなかった場合に、自動的にレストモードにする設定を解説します。

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