【ダイナミック4K】とは?ネイティブ4Kとの違いも解説
“ネイティブ4K”とは
解像度が動的に変わるのがダイナミック4Kに対して、
“ネイティブ4K”は常に本来の4K解像度で表示することを意味しています。
つまり、どんな状況や場面であろうとずっと4K画質なので、
これが”真の4K”とも言えます。
あとがき
分かりやすく細かい専門用語などは極力使わないように解説をしてきましたが、なんとなくでも理解していただけたら幸いです。
現代の最新ゲーム機でも4Kのゲーム画面を高品質で表示するために、結構な無理をしている感は否めません。
ゲームも4K時代に突入し、さらに高画質、高品質、高迫力などが求められる中、
様々な対策や工夫をして この様な解像度マジックを駆使しながら、
より安定した動作を なんとかして維持する為に、今の時代のゲーム開発において作られた技法という訳ですね。
開発者の苦労が覗えます。
しかしこれも時代や技術の進歩により、いつしかネイティブ4Kが当たり前となった時には、恐らく次の「ダイナミック8K」や「ダイナミック16K」が活用される日が来るかも知れません。
DISCUSSION
コメント失礼します。
4Kを処理するのは大変だというのは読ませて頂いて分かったんですが。
スマホでも4Kって撮れるし見れるじゃないですか。
PS5よりスマホの方がこの小ささで4Kが動かせるって凄いくないですか?
コメントありがとうございます。
まず"ゲーム画面"と"動画"は全く仕組みが違うということから説明させて下さい。
ゲームは常に膨大な計算をしながら、キャラクターや背景などを常時作りだして表示をしているので、高い処理能力が要求されます。
一方、動画を再生をするのには、撮影した時に作られた映像を表示するだけなので、計算も大したことはなく、それほど高い処理能力も要求されません。
4Kで撮影をしたり再生をするのと、4Kのゲーム画面を作り出すのとでは訳が違い、ゲーム画面を作り出すのには膨大な処理能力が必要となるので、スマホの方が優れているという結論には至りません。
分かり辛い文章になってしまい、申し訳ありませんが、少しでもイメージが伝われば幸いです。
けど、4Kのディスプレイが搭載されてるエクスペリア1IIIというスマホでは4KでゲームができるということなのでPS5と同等かそれ異常の処理ができるということじゃないんですか?
いいえ。違います。
エクスペリア 1 IIIでは4Kディスプレイを搭載していますが、4Kディスプレイを搭載していても肝心のゲームアプリ側が4Kの解像度で出力していなければ、4Kでゲームが動いているという事にはなりません。
4Kディスプレイで表示したものが全て4Kになるわけではないので、エクスペリア 1 IIIでゲームをした所で、そのゲームが4Kになったということにはなりません。
ゲームアプリ側も4K解像度の出力に対応をしていれば、そこでやっと4Kゲームと呼べますが、私の知りうる限りでは今現在スマホで4K解像度をサポートしているゲームアプリは存在していないと思われます。
いくらディスプレイが4Kであろうと、そもそものゲームアプリ自体が4Kでなければ、それほどの処理能力は要求されないので、PS5と同等の性能とはなりません。
なら4Kじゃないってことじゃん