この記事は最後の更新が2年以上前のため、内容や情報が現状にそぐわない場合がありますのでご注意ください。

最近よく耳にする” 4K “という文字。

これはテレビやPCモニターなど、ディスプレイ機器の解像度を表すときに用いる用語なのですが、

まず一般的に 2K と呼ばれる解像度に 1920×1080px(FHD) があります。

しかし他にも 2048×1536px(QXGA) も 2K と呼ばれ、
さらには 2560×1440px(WQHD) も 2K と呼ばれる。

では、一体どれが正しい本当の 2K なのか

基準は”おおよそ”

2K は、横の解像度(ドット数)がおおよそ 2000px の場合に用いられます。

つまり

1920×1080px も

2048×1536px も

2560×1440px も

横の解像度がおおよそ 2000px なので 2K と呼んで間違いはありません。
それ以上でもそれ以下でも 横2000px に寄っている解像度は 2K となる訳です。

4K、8K、16K は

そのままの解釈で

4K“横の解像度がおおそよ 4000px “が基準となり、

8K“横の解像度がおおよそ 8000px “を基準とし、

16K“横の解像度がおおよそ 16000px “を基準として

呼び分けられます。

“1K” は

また 1K は 4K の様に定義されていないらしいのですが、たまに使われる時があるので、その時には 1K と目にしたら「おおよそ 1000px なんだろうな」と思ってまず間違いはありません。

“3840px”は 3K ではなく4K です。

一般的な 4K 解像度である 3840×2160px は横の解像度が 3840px で 3K かと思いきや、これは”おおよそ 4000px “の範囲に収まるので 4K に分類されます。

目安はX800

明確な定義はありませんが、当ブログの考えでは「おおよその判断目安はX800px」を境目に見ると良さそうです。

つまり、横の解像度が

1800 ~ 2799px までは 2K。

2800 ~ 3799px までは 3K。

3800 ~ 4799px までは 4K。

という様に考えれば、2K や 4K と呼ばれる解像度の範囲にも収まるので、これが目安だと言えます。

スマホの場合は?

スマートフォンのディスプレイは主に縦長です。

一般的なFHDでもスマホの解像度は1080×1920pxとなるので、横の解像度を規準として 1K となるのか

答えは ノー です。

スマホの場合では、スマホのディスプレイを横向きに見て、
FHDの規格に則って、1920×1080pxと考えられるので 2K となります。

” 2K1K “や” 4K2K “っていうのは?

4K と言う言葉を見ると たまに引っ付いてくる 4K2K と言う言葉。

これは上で説明したとおり、
4K2K は 4K がおおよそ 4000px 、そして 2K がおおよそ 2000px なので、そのまま

4K2K = 4000×2000px(おおよそ)

ということを示しています。

順番については横と縦の認識があり、

つまり、同じように 2K1K の場合は、横の 2K が 2000px 、縦の 1K が 1000px となるので、

2K1K = 横2000×縦1000px(おおよそ)

を指していることとなります。

ですので、一般的なFHDの 1920×1080px は 2K1K となります。

そもそも “K” ってなに?

こちらの記事で解き明かします。

日々 新しいディスプレイ機器が発表されるごとに数ピクセル単位で今までとは違った新しい解像度の規格が次々と生まれています。

それら増えすぎたバラバラの解像度を大まかなグループ総称として一括りに呼ぶために付けられた言葉なので、 2K 、 4K という用語では細かな解像度を知ることは出来ません。

が、増えすぎた規格を大まかに認識できるようになる便利な言葉なので覚えておいて損はありません!

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