4K 8K 16K の “K” とはなにか

テレビやPCモニターなど、
一般的にディスプレイの解像度を示す 4K8K

では、その” K “って何なの?

  • “解像度”の K ?
  • “細かさ”の K ?

いいえ、違います。

“K” とは

K の正体は 「キロ」です。

単位を示す「キロメートル(km)」や「キログラム(kg)」などと同じ、「 K 」の正体は「キロ」です。

1000を表すキロ

もともと、キロ(Kilo)は 1000 を表す接頭辞であり、

例えば「4000m(メートル)」が「4km(キロメートル)」となり、「4000g(グラム) 」が「4kg(キログラム)」となるように「4000(解像度)」はそのまま「4K」となるわけです。

同じように 8000 は 8K となり、さらに 16000 は 16K となります。

テレビの4Kや8Kは解像度を指す

さて、Kの意味は分かりましたが、ではテレビやモニターなどでよく使われる4K、8Kは何を意味しているのか。

テレビに4K(4000)ってなんなの?と思われるでしょうが、テレビでは主に「解像度」に” K “が使われます

解像度というのは ざっくり言うと画面のきめ細やかさで、画面の中に映像を表現する画素(ピクセル)と呼ばれる粒があるとイメージするとわかりやすいと思います。

つまりその画面の中に粒が約4000個あるか、約8000個あるか。
それによって映像のきめ細やかさが変わってくるわけです。

当然4000や8000もあれば、かなり鮮明だということが分かります。いわゆる一昔前のフルHDと呼ばれる解像度は2Kで約2000個の粒で成り立っていると考えると4K(4000)がいかに綺麗なのかが分かると思います。

解像度はもうちょっと分かりやすく 4Kpx とか単位を付ければよかったのに。