【CO2センサー】LinkJapan「eAir」画像付きレビュー

セットアップ

「eAir」をネットワークに繋ぐには、まずHomeLinkというアプリをスマホにインストールします。

アプリをインストール後に、ユーザー登録をしてデバイスの追加から「eAir」を追加するとネットワーク機能を使用することができます。

基本的にアプリの画面に表示された指示に従えば特に躓くこと無く設定できると思います。

注意:2.4GHzにしか対応していない

「eAir」はWi-Fiの2.4GHz帯のアクセスポイントにしか接続できません。5GHzには接続できないので注意が必要です。

アプリの使い勝手

HomeLinkアプリ

HomeLinkは「eAir」の他にも様々なIoT家電を管理できるアプリですが、今回は「eAir」の使用に限っての使い勝手についてレビューします。

数値の更新が遅い

この様にアプリからでも「eAir」が測定したCO2濃度の表示を確認できるのですが、このアプリに表示された数値は約3分~20分間隔で更新され、いつ更新されるかはバラバラです。

アプリでCO2濃度、温度、湿度が確認できるが、リアルタイムの数値ではない

「eAir」本体のディスプレイ表示は3秒毎に更新されますが、アプリの表示は最低でも3分毎に更新され、リアルタイムでは更新されないので、アプリに表示された数値は数十分前の数値だったということも確実に起きます。

一応、履歴から最後の数値を見れば、何時何分のデータなのかを確認することはできますが、任意でデータを取得できず、最新の数値を見るには何度かアプリを起動し直さなければなりません。

アプリでの数値の確認は本当におまけと思っておいた方が良いです。

様々なIoT家電と連動できる

そして「eAir」の強みはなんと言っても他の家電との連動性です。

例えば、

  • CO2の数値が上がったら換気扇を付ける
  • 数値が下がったら換気扇を止める

といったようなことをネットワークを介して自動で行ってくれます。

ppmの数値に応じて家電を操作する例

この連動の設定は全てHomeLinkアプリから行います。

実際に連動の設定をした所、「eAir」のCO2の数値が設定基準に達してから換気扇が動くまで大体1秒~1分までのラグがありました

連動ではなくアプリから任意で換気扇の電源を操作すると、大体1秒もかからない速さで反応してくれるので、この連動の遅さには「あれ?」といった感想です。

サーバーに負荷をかけ過ぎない為なのか、数値を読みに行っている周期が1分間隔で、早いときはCO2の数値が達したら即座に連動しますが、長いときはCO2の数値が達しても約1分後に反応しました。

しかし、きちんと数値に反応してちゃんと動いているので、これは然程問題でもありません。

使い方は無限大

また、温度、湿度にも対応しているので、暑い場合には冷房を付ける、乾燥しているときには加湿器を付けるなどの連動設定も可能です。

ちなみにHomeLinkアプリでは2022年8月現在、以下の家電機器やサービスとの連動が可能です。

また、eRemoteという学習型の赤外線リモコンを連動させれば、赤外線で操作できる家電は全て連動させることも可能です。eRemoteはAlexaなどの音声デバイスからでも操作できるのでとてもお勧めです。

良かった点、残念だった点

次のページでは良かった点や残念だった点を挙げておきます。

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