映画『ブラック・シー』感想(ネタバレ&あらすじあり)
その頃、ロビンソンの賢明な蘇生術でなんとか意識を取り戻したトビン。
そこにモロゾフも。
この状況に放心状態で誤るロビンソン。
と、ロビンソンが隠していた救命スーツを取り出し、3着あると。
モロゾフは、救命スーツを隠していたことに怒り、多くを死なせてしまったことを悔やみ、ロビンソンを悪だと罵る。
それをただ無言で聞き、モロゾフにもスーツを着ろと差し出すロビンソン。
金塊を見たトビンは、生まれる子供のためにと持ち出そうとするが、救命スーツの邪魔になるというロビンソンの話を聞いて諦め、
トビンとモロゾフは船外に出る為の管に入り、ロビンソンがボタンを押し、二人を船外へ。
そして海上に浮上したトビンとモロゾフ。
近くには砂浜があり、ロビンソンを待とう!と言うトビンだが、モロゾフは、脱出管は管の中からでは操作出来ないことを告げられ、船内に居るロビンソンは一人では脱出が出来ないことを知る。
その頃、海底に沈む船の中で一人最後のタバコを吸うロビンソン。
果たしてロビンソンの運命は。
そしてロビンソンが最後に取った粋な贈り物とは。
この作品を観るには
感想とか
深海はドキドキ ハラハラ ワクワクの連続
沈没船を求めて、太陽の光が届かない深海へ。
途中で船が故障してしまい、そこにあるはずだと言う憶測のみで深海を彷徨い、沈没船を目指すシーンは自分も一緒に深海を探索しているようで、この先何があるのかドキドキ。

一歩足を踏み間違えれば、はるか下の光の届かない暗闇に真っ逆さまという。
登場人物がそこに落ちそうになるシーンでハラハラ。

そしていざ沈没船の中へ!
金塊を求めて沈没船の中を探索するのはワクワクして冒険心がくすぐられます。

全体的に男達のしがらみがテーマになっている本作ですが、こういったシーンも見応えがあって、とても楽しかったです。
ほころびだらけのチーム
寄せ集めのチームが一つのオンボロ潜水艦に詰め込まれ、そこで生じるそれぞれの不信感や仲間割れ。

そして起こる殺人によって、さらに仲は最悪に。
しかし生き延びるという一つの目的に向かい、それぞれが手を取り合い、再び躍進。
するも、またほころびが。
という。チームワークがあるのか無いのか分からない中での航海なので、逃げ場の無い中で、こいつ余計なことしそうだなーと、そこでもまたハラハラや少しのイライラが味わえます。
頼れる男が欠落していく姿を演じるジュード・ロウ
もっともセクシーな男優に選ばれたこともある主演のジュード・ロウ。

今作ではイメージ通りの、いわばデキる男を演じ、劇中でも頼れる男としてリーダーシップを見せつけてくれます。

中盤では金を守る為に自分の経験を信じ、皆の意見を切り捨て、ただただ突き進み。
そして後半では、自分の勝手な思惑で、気付いた時には多くの人々を犠牲にしてしまい、悪の根端となった自分に哀れ、頼れる男から哀れな男へと成り下がる様子を見事に演じています。

ジェントルマンで澄ました役柄が多いジュード・ロウですが、焦り、自分の失態に放心状態になるジュード・ロウは貴重かも。
DISCUSSION