バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生を見る前の予習

北米と同じく日本でも世界最速で3月25日に公開予定の「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。

マーベルコミックのヒーローお祭り映画「アベンジャーズ」に対するようにDCコミックの2大巨頭ヒーロー、バットマンとスーパーマンが見事なコラボレーションを果たします。

長年愛されてきたバットマンとスーパーマン。
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これまで何度も映画シリーズ化されてきましたが、正直これまでの作品の内容をよく覚えてない
うっすらと設定は分かるけど、どんな話だっけ?と言うような人に向けて、要点や基礎知識を分かりやすく書き留めておきます。

これさえ読めば「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」をより楽しめること間違い無しです。

本作の系統

本作は2013年に公開されたスーパーマンの映画「マン・オブ・スティール」の続編となり、そのスーパーマンの物語の中にバットマンが登場するという位置づけとなります。
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なので、本作を見る前に「マン・オブ・スティール」を見ておくことをお勧めします。

映画『マン・オブ・スティール』感想(ネタバレ&あらすじ有り)


もちろんここでは「マン・オブ・スティール」を見ていない方にも分かりやすく解説していきます。

また、最近のバットマンの映画ダークナイトシリーズと本作は直接的な繋がりはなく、本作に登場するバットマンとは別物として捉えて下さい。

それでは、ここからは「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でのバットマンの基本設定。
とスーパーマンの前作までの流れを踏まえた基本設定を簡単にまとめます。

バットマン サイドの解説

本作に出てくるバットマンは、2008~2013年に公開されたダークナイトシリーズとは繋がりの無い新たなバットマンとして認識して下さい。

バットマンの役を演じる俳優も、新たにベン・アフレックが起用されています。

バットマン / ブルース・ウェイン

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バットマンとなるブルース・ウェインは、幼少の頃に両親を殺され、その経験から自らを鍛え上げて犯罪を撲滅する活動を始める
父が経営していたウェイン・インダストリーズと言う巨大企業を引き継ぎ、そこから資金を横流し、バットスーツやバットモービルなどの武器を開発生成。

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表向きはウェイン・インダストリーズを統括している者として、裏ではどんな悪をも撲滅せる闇の騎士ダークナイトとして正義を貫く


アルフレッド・ペニーワース

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ウェイン家の執事アルフレッドは、ブルースを幼少の頃から我が子のように育て、ブルースへの信頼と愛情は計り知れないほど。
ブルースがバットマンになってからは、バットマンのサポート役として手助けをしている。


スーパーマン サイドの解説

スーパーマン側は2013年に公開された「マン・オブ・スティール」の正当続編となり、主要キャスト陣も続投。

スーパーマン / クラーク・ケント(カル=エル)

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クリプトン星の崩壊から、本当の両親によって生まれてすぐに地球へと送られたクリプトン人
地球では、農家を営むジョナサン・ケントマーサ・ケントクラーク・ケントとして育てられ、徐々に自分の力に気付きはじめ、その後、育ての父のジョナサンから自分が宇宙船に乗ってやってきた事を知らされ、同時に生き方も教わる。

その後、クラークは自らの起源を知るために、南極で発見された宇宙船の元を訪ね、ジャーナリストのロイス・レインと出会う。

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そして宇宙船の中で、実の父であるジョー=エル意識プログラムと会話し、自らの正体を知り、地球人に希望を与え、導けとの言葉を受け取る。

その後、地球を第二のクリプトン星にしようとやってきたクリプトン人を前に、地球と地球人を守るべくスーパーマンとして生きることを決める

地球を守った後は、ロイス・レインが働く新聞社デイリー・プラネットで働き、表向きはジャーナリスト。一方では地球や地球人を守る為に使命を全うするスーパーマンとして悪と戦う。


ロイス・レイン

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クラーク・ケントの恋人。
クラークがスーパーマンだと知っている数少ない人の一人。
世界のニュースを取り上げる新聞社デイリー・プラネットで働くジャーナリスト

取材のためなら手段も選ばず、南極で宇宙船が発見された情報を受け、すぐに直行。
そこで勝手に宇宙船に乗り込むが、防衛システムに攻撃されてしまった所をクラークに助けられ、意識を取り戻したときには宇宙船と共に助けてくれたクラークの姿は無かった。


その後、そのことを記事にしようとしたが、証拠が無いと編集長のペリーにあしらわれてしまう。
そして地方を飛び回り、やっとの思い出クラークを見つけるが、そこで知らされたクラークの真意に、自ら取材の打ち切り、スーパーマンの秘密を守ることを決める。

クラークがスーパーマンとして表沙汰となった後、クラークのことを記事にしようとしていたロイスはFBIに捕まり、クラークご指名のスーパーマンとの連絡係となり、後にお互いを愛し合うようになる。

ゾッド将軍

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クリプトン星の元軍最高司令官
愛するクリプトン星が滅びる直前に、クリプトン星をダメにした議会の老人達を殺害し、クーデターを起こす
その際に、同胞のジョー=エルと対峙しジョー=エルを殺してしまう
ジョー=エルに奪われたコデックスと言う物質を取り戻そうとしたが、コデックスは既にクラークを載せた宇宙船の中。クーデター途中で議会に捕まり、手下と共にファントム・ゾーンへと追放される。

クリプトン星が崩壊した後に目を覚まし、不意にクラークが発してしまった救難信号を頼りに地球へ
コデックスを奪うためにクラークと死闘を交え、最後にはクラークの愛する地球人を目の前で殺そうとし、止めようとしたクラークに殺されてしまう

マーサ・ケント

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ジョナサンの妻クラークの育ての母親
クラークがスーパーマンだと知っている数少ない人の一人。
いつかクラークに訪れるであろう使命にも覚悟を決め、クラークを実の息子のように育て上げた

ジョナサン亡き後も農業を続け、父が最後に助けた愛犬と共に農家で暮らしている


ジョナサン・ケント

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マーサ・ケント夫でクラークの育ての父親。農場と自動車整備をしていた。
自分の力に困惑するクラークに、いつも的確なアドバイスをしてくれる。
家族で遠出をしている際に、クラークの目の前で愛犬を助けるために竜巻に飲まれて命を落としてしまう

父親を信頼しきっていたが故に、父を失ってしまったとクラークは今でもこの死を悔やんでいる。


ジョー=エル

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ララ・ロー=ヴァンの夫で、クラークの実の父親
クリプトン星の崩壊を誰よりも早く予測した天才科学者。
崩壊前に、クラークコデックスを小型宇宙船に乗せて、地球へと送り込んだが、その際にゾッド将軍と殴り合い、その末にゾッド将軍に刺され、殺されてしまう


ララ・ロー=ヴァン

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ジョー=エルの妻で、クラークを送る星を地球に決めたクラークの実の母親。クリプトン人。
ジョー=エル同様に科学者で、クリプトン星では何世紀かぶりにクラークを自然分娩で出産する。
クラークを送り出し、ジョー=エルの死後、クリプトン星の崩壊と運命を共にする。


ペリー・ホワイト

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デイリープラネット新聞社の敏腕編集長
ロイスクラーク、直属の上司
部下のためなら、目の前に迫る危機からも逃げずに部下と共に身を捧げる覚悟を決める男気溢れる人物


スワンウィック将軍

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アメリカ軍の将軍
地球人として人を守る為にクリプトン人との交渉を試みた。


クリプトン星

カル=エル(クラーク・ケント)ジョー=エルララ・ロー=ヴァンゾッド将軍等、クリプトン人が住んでいた星。

クリプトン星では何世紀も、コデックスと言う遺伝子が記憶された物質を使って人口的に人を作り出している。
高度な文明がありながらも、星としての寿命が尽き、爆発して崩壊してしまい、既に星としては存在していない。

コデックス

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クリプトン人の10億をも超える遺伝子が記憶されている
クリプトン星では、コデックスを使って子供を人工的に生成しており、クリプトン人を作るためには必要なもの。

クリプトン星の崩壊を予知したジョー=エルはコデックスを奪取。コデックスを生まれたばかりのクラークの細胞に結合させる。

コマンドキー

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クリプトン星宇宙船を操作するための鍵
このコマンドキーを宇宙船に挿入することで、その宇宙船の権限を得て操作することができる

クラークが持つ鍵は、ジョー=エルが生まれたばかりのクラークを脱出用の宇宙船に乗せて送り出す際に生成した。

意識プログラム

主に宇宙船内で見られる、ある人物の意識を投影させるシステム
その者の死後でも、意識プログラムは存在し続け、会話などが可能

また、クラークのコマンドキーによってジョー=エル意識プログラムが宇宙船を自在に操作することもできる
意識プログラムは、あくまで投影されているだけで、戦うことはできない知識だけの存在

これまでの話

映画「マン・オブ・スティール」の流れを簡単に説明します。

詳細な内容はこちら
映画『マン・オブ・スティール』感想(ネタバレ&あらすじ有り)

クリプトン星の崩壊によって、地球に送られたカル=エルは地球の農家に住む夫婦に育てられクラーク・ケントと名付けられ、その内に地球人離れした超越的な自身の力に気付き始め、悩み苦しむ。
しかし、それが地球人を守る為にあることを知り、実の父親の言葉を受けてスーパーマンとなる。
そしてロイスという一人の女性記者と出会い、そのロイスに自分の正体がバレてしまうが、ロイスはクラークの真意を聞いて、それを隠すことに。

一方、クリプトン星が崩壊し、希望を見失っていたクリプトン星の元司令官ゾッド将軍は、クリプトン星の再生に必要なコデックスと言う物質を隠し持っていたクラークが地球に居る事を突き止め、出向いてクラークと交渉するが決別。
ゾッド将軍は我が故郷を再建するために、まず地球を自分達が住みやすい環境にするべく荒療治を強行するが、それは逆に地球人が住めない環境になることを意味しており、クラーク改め、スーパーマンはそれを全力で阻止する。

スーパーマンの活躍により、ゾッド将軍の部下は全員消滅。一人となったゾッド将軍は怒りに任せてスーパーマンと死闘を繰り広げるが、拘束されてしまう。
そこで故郷のクリプトンでは無く地球を選択したスーパーマンにも同じ苦しみを味わわせてやる!と、目の前に居た地球人を殺そうとするが、スーパーマンの苦肉の静止によって逆にゾッド将軍が命を落としてしまう。

そして地球に訪れた平和と、クラークは世界中の情報を得るために、ロイスの働く新聞社で働き、地球と地球人を守るという使命を全うすることに。

新たなキャラクター

レックス・ルーサー

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スーパーマンの永遠の宿敵
原作や、これまで映画化されたいくつもの作品でも、メインの敵として描かれる象徴的なスーパーマンの敵

そのジェシー・アイゼンバーグの起用にも、「ジェシーがこの役を演じることで、キャラクターが予想外の方向へ行くことができる」と説明しているようで、きっとこの世界観を調和してくれるのでしょう。

そのルーサーの伏線も前作「マン・オブ・スティール」に隠されていました。
いくつかのシーンで「Lex Corp」の文字が。

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この時、既にルーサーはスーパーマンの世界で足を広げていたことが分かります。


ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン

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アマゾネス族の王女
日本ではあまり知られていませんが、DCコミックの中では、スーパーマンバットマンと肩を並べる程の重要人物

今作ではどういう設定なのか、どういう登場をするのかは分かりませんが、原作では彼女は人間では無く、怪力いくつもの武器を操り飛行動物とのテレパシーなども扱えるスーパーヒーローです。


予告編を見る限り、本作では重要な役割を担う様なので、要チェックです。

???

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スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンの前に立ちはだかる怪物。


これからの話

幼少期に両親を失い、犯罪を撲滅するために闇の騎士バットマンとなったブルース・ウェイン。
遠い別の星で生まれ、地球で育ち、地球と地球人を守る使命を全うするスーパーマンとなったクラーク・ケント。

恐怖で悪を押さえつけるバットマン。
圧倒的な力で悪を押さえつけるスーパーマン。

ある意味両極端な両者。
市民はバットマン派、スーパーマン派と分かれる中、スーパーマンを神として称える市民も居れば、偽物の悪魔だと罵る市民も居る。

そんな中、ブルース・ウェインはスーパーマンの戦いによって崩れた建物の瓦礫の犠牲になっていく市民を間近で目撃し、スーパーマンの力は人類の脅威だと、対立することに。

小ネタ スーパーマンの世界には既にバットマンが

実は、本作のスーパーマンの世界にバットマンが存在すると言う設定も、前作の「マン・オブ・スティール」の本編中にいくつも登場していました。

Keep calm and call Batman!

「マン・オブ・スティール」のスーパーマンとゾッド将軍が対決するシーンで、ゾッド将軍がヒートビジョン(熱線)を初めて発するシーンで、机の上の仕切りに「Keep calm and call Batman(落ち着いてバットマンを呼ぼう)」と書かれたポスターが。
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ウェイン社

「マン・オブ・スティール」のゾッド将軍との対決の終盤。戦いの勢いは増して、宇宙空間へと広がった時に、ゾッド将軍が足場にした人工衛星に「WAYNE」のロゴが。
これはバットマンの正体ブルース・ウェインが統括する企業のロゴ。
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この様に、既にDCコミックの世界観は2013年から作り上げられていたと言う事になります。


映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は日本劇場で3月25日に世界最速公開です!
また、マーベルのようにDCコミック版アベンジャーズ「ジャスティス・リーグ」というDCコミックのスーパーヒーロー達が大集合する映画も製作予定になっているので、続報を待ちましょう。

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