Android Wear で出来ること 出来ないこと 今後期待されること

いよいよ賑わい始めてきたスマートウォッチのステージに、ついにグーグルも参入して、スマートウォッチコンテンツの激化が始まろうとしています。

今月、グーグルがスマートウォッチ専用のプラットフォーム Android Wear を発表しました。
Android Wear を簡単に言えば、ウェアラブル端末に特化した新しいOSのことです。

グーグルの子会社となったモトローラーをはじめ、LG、サムスン、ASUS、HTCと名のあるメーカーが Android Wear の採用に手を挙げており、今後このOSが主流になるのかが注目される部分でもあります。

そこで一体 Android Wear では何が出来るのか。出来ないのか。
そしてAndroid Wearに秘められた可能性を探っていきたいと思います。


出来ること

まずはグーグルが公式に出している動画を見れば出来ることのビジョンが大体 理解できると思います。
Android WearV
Android WearV2

とにかく喋りかけるだけでOK

タッチ操作に加えて、Android Wear 端末に向かって喋りかけるだけで

・天気やニュースの確認
・メールやSNSなど新着情報の確認
・地図、ナビゲーションの操作
・スケジュールの操作
・音楽プレイヤーの操作
・チケットやクーポンなどのコード表示

などの基本機能に加え、

Google Nowが使える

やはり Android Wear 一番の強みは「Google Now」の機能を備えてること。
Android-Wear01
これはAndoroidスマートフォンにはほとんど常備されている、いわゆる音声アシスタントの機能が盛り込まれているということ。

つまり、Android Wear 端末に向かって

「2時間後に起こして」

などと喋りかけると、2時間後にアラームをセットしてくれたり。

「○○に行きたい」

などと喋りかけると、その場所までのナビゲーションをしてくれたり。

他にも

・スケジュールを追加してくれたり
・レストランの予約をしてくれたり
・タクシーを呼んでくれたり

とにかく喋りかけるだけで、それに答えてくれる。

要するに「Google Now」が入ったことで出来ることが格段に膨れあがり、今までスマートフォンを手に持ってやっていた事が、高機能腕時計や高機能メガネでも普通に出来るようになるわけです。

アプリで拡張

スマートフォンにアプリを入れることで機能が拡張されるように Android Wear にも、それに特化したアプリをインストールすることで Android Wear 端末の機能を追加することができます。
どの様なアプリが出てくるかは、またこれから先の話になりますが、 Android Wear だけに収まるのでは無く、さらにそこから機能を追加できるのもまた一つの魅力でもあるのです。

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出来ないこと

Android Wear は基本的に身体に身につけるアクセサリーなどに搭載されるOSなので、小型故に出来ないこともたくさんあります。
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単体でのネットワーク通信

同じグーグルのウェアラブル端末である「Google Glass」も基本的に通信はスマートフォンなどからBluetoothテザリングによって成り立っており、また バッテリー持ちなどの観点から、3G/LTEやWi-Fiなどの通信は別途スマートフォンとのペアリングが必要になることが予想されます。
Android Ware のバージョンアップ、及び端末の対応によって、Wi-Fiでの通信がサポートされました。

タッチ操作による文字入力

基本的に Android Wear で扱われる入力方式は音声認識ですが、状況によって喋られなかったり周りの目を気にする場合などにはやはり手動で打ちたいところ。
新しい文字入力方式が確立されるのを期待しましょう。

ブラウジング

こればかりは、画面が浮き出てくるなどもっと未来の技術が出てこないと快適には出来なさそうです。

ただし、これらもアイディアや技術の向上によって対応できる部分であることは確かです。

今後期待されること

Android Wear は基本ソフトウェアであり、色々な機能がアップデートにより追加されることでしょう。
Android Wear に特化したゲームや、映像コンテンツなど、様々な進化の可能性が秘められており、
さらに Android Wear が組み込まれるハードウェアの進化により、もっと可能性が広がることになります。
Android-Wear03
ここからは今後の Android Wear 端末の可能性を探っていきます。

NFC等による電子マネーの利用

腕時計で改札を通過できたり、自動販売機で飲み物を購入することができるようになり、残高もその場ですぐに確認出来るので、よりスマートに買い物ができるようになるかも知れません。

単体でのネットワーク通信

スマートフォンを持ち歩かず、Android Wear 端末 単体でネットワーク通信が出来るようになれば、さらに利便性は上がることが予想できます。
Android Ware のバージョンアップ、及び端末の対応によって、Wi-Fiでの通信がサポートされました。

脈拍や血圧などの健康管理

これは既に現在各メーカーから出ているヘルスケアバンドの技術を応用すればすぐに実現されるでしょう。
さらに Android Wear の強みであるディスプレイ表示を利用し、身体に異変があれば、それを解決する情報を表示したり、身の危険があればネットワークを利用して救急連絡を飛ばしたりなどの応用も期待できます。

最新の端末ではこの機能が搭載されているものも出てきました。

腕の動きや位置情報を利用したアシスト

加速度センサーなどにより、腕時計型 Android Wear 端末 が腕の動きを感知。
それに加え、GPSの位置情報と併せることで、より生活を活気あるものに変えることが出来るかも知れません。

例えば、有名なランニングコースに居るときに腕を大きく前後に振る動きを検知し、自動的にランニングに関したアプリが起動したり、ゴルフ場でクラブのスイングを検知し、フォームの改善案を提示したり。
もっと言えば、同じ Android Wear 端末を身につけている人と、パーティー会場で握手をすることで、SNSのフォローが出来たりなど、色々な利用方法が想像できます。


Android-Wear01
現在は、グーグルの子会社であるモトローラーをはじめ、LG、サムスン、ASUS、HTCなど名のあるメーカーがハードウェアの開発に手を挙げ、いよいよ今年の夏頃に Android Wear を搭載した端末が発売される予定だということです。

覚え書き